校長あいさつ
「自律」「探究」「協働」で中学校生活を楽しもう
これからの未来を生きる子ども達は、これまで以上に新しい時代にふさわしい自覚ある振る舞いが求められ、「自分をリードしていく力」がこれからの社会で必要になるといわれています。
自分をリードする力とは「誰かに言われたことだけをするのではなく、何をすべきか、何をしたいのか自分自身に問いかけ考えて行動する力のことです。本校の教育目標でもある「自律」「探求」「協働」をとおして、子ども一人一人が尊重され、認め合い、活躍できる学校を地域の皆様とともに創っていきたいと考えています。
学校教育目標「自律 探究 協働」について
「自律」とは、自ら考え、判断し、行動することです。
中学校ではその場で皆さんから出された発言に基づき授業が行われます。授業や学校行事などに積極的に参加することで、主体的に考え、自分たちの手で「学び」を創り上げて欲しいと思います。
「探究」とは「真理を求めて深く学び続けること」です。
「なぜ、どうして」といった疑問に対する答えは一つとは限りません。むしろ、間違いから学んだ知識や経験から、よりよい考え方や方法に気づくことがほとんどです。そして、「もっと学びたい」と感じるようになります。
失敗や間違いは自分を成長させるチャンスです。成長する自分を感じながら中学校生活を存分に楽しんで欲しいと思います。
「協働」とは目的意識を持ち、いろいろな人と協力することです。
人は様々な人とのふれあいの中で憧れや自分なりの目標を抱き、なりたい自分に向かって自ら深く学ぶようになります。また、いろいろな人と協力して学ぶことで自分の考えを伝える力や人間性などを身につけることができます。ここにいる仲間と共に助け合う喜びや相手を思いやることで、自分の成長に気づき、学ぶ「愉しさ」を創りあげて欲しいと思います。