雨どいの下から朝顔が。 夏の仮設校舎,最後の夏に,

この仮設校舎も5回目の夏を迎えました。
鉄板でなので,掲示板がなくても,磁石で掲示物がたくさん展示できる良い点がありますが,どうしても夏は暑くて,冬は寒いのが弱点です。

夏の暑さを和らげてくれるのが,仮設校舎を覆うように広がる朝顔です。用務員さんが毎年,手をかけてツルを牽引して,2階まで届きます。自然に落ちた種が,翌年,雨どいの周りから新しい芽を吹き,すぐに美しい花を見せてくれます。

 
普通,鉄筋の校舎ですと,南側が教室,北側に廊下でしょう。
現在,小高中学校がお世話になっています仮設校舎は,中央にやや広めの廊下があって,その両脇に教室が配置されています。南側と北側の教室の寒暖の差は,夏,冬問わず,とても激しいのです。


 
今日,7月12日。   南相馬市の小高区は,一部の地域を除いて,東京電力原子力発電所事故による避難区域が,解除されました。
これから,夏,本番です。暑い夏に負けないで,有意義な学校生活をこれからも過ごしていきたいと思っています。