太田小学校は、南相馬市原町区の最南端、相馬野馬追で有名な歴史ある太田神社の南に位置する小学校です。
福島第一原子力発電所から約２１ｋｍの場所にあり、東日本大震災及び原発事故の影響を受け、一時は本校で学習できないという時期がありましたが、現在では、元の場所の本校舎で学習をすることができています。
現在の児童数は１年生4名を含めて36名です。小規模校、少人数校となりますが、みんな兄弟のように仲良く、元気いっぱい学習に運動に励んでいます。今年度の学校の重点目標は「３つの合い＋Ｉ愛」で、子どもたちが将来をよりよく生きる力の育成を目指します。また、地域・保護者の願いから、家庭地域との協働で達成を目指す重点目標として「礼儀正しく、思いやりのある子どもを育てる」を設定し地域とともにある学校を目指します。
５月に田植えをした稲が実り、１０月２２日に稲刈りをしました。今年度も「令和７年度 原町南（太田小）地域学校協働事業」であいアグリ様や地域の皆様にご協力いただきました。子どもたちは鎌を使い、稲刈りにチャレンジ！毎年行っている上学年は慣れたもので、どんどん稲刈りが進みました。刈り取った稲を干す「はせがけ」や落ち穂拾いも行い、充実した活動となりました。あいアグリ様・地域の皆様と準備をしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました！
帰り道は、太田川の土手を歩いて帰ってきました。
土手の草刈りも、地域の方が行ってくださいました。感謝です！