太田小学校は、南相馬市原町区の最南端、相馬野馬追で有名な歴史ある太田神社の南に位置する小学校です。
福島第一原子力発電所から約２１ｋｍの場所にあり、東日本大震災及び原発事故の影響を受け、一時は本校で学習できないという時期がありましたが、現在では、元の場所の本校舎で学習をすることができています。
現在の児童数は１年生4名を含めて36名です。小規模校、少人数校となりますが、みんな兄弟のように仲良く、元気いっぱい学習に運動に励んでいます。今年度の学校の重点目標は「３つの合い＋Ｉ愛」で、子どもたちが将来をよりよく生きる力の育成を目指します。また、地域・保護者の願いから、家庭地域との協働で達成を目指す重点目標として「礼儀正しく、思いやりのある子どもを育てる」を設定し地域とともにある学校を目指します。
10月21日に、太田小学校の５・６年生が「落語」を体験しました。
文化芸術鑑賞・体験推進事業として行われ、東京から噺家さんが来校してくださり、本物の落語を聞くことができました。
また、学年の代表児童が、落語にも挑戦！ドキドキしながら、はにかみながら落語を話し、拍手を浴びていました。
最後に、古典落語の「時そば」を堪能し、子どもたちはクスクス笑いながら落語を楽しんでいました。
初めて落語を聞いた子どもたちも多く、落語の世界に引き込まれていました。