日々の出来事

平成30年度 離任式

 

 昨夜から続いた強風、激しい雷雨から一転、今朝は風が少し寒く感じられはしましたが、穏やかな朝を迎えました。

    校庭にある梅の花はだんだんと散ってきました。

 

 同じく校庭の桜は、梅の花からバトンを引き継ぎ、すぐにでも

咲きそうなくらいのつぼみのふくらみです。

 

 1・2年生は春休み中の登校、3年生は卒業後の登校でしたが、ほぼ全員が体育館に集まった中で、平成30年度離任式が行われました。

 

 今年度は退職される校長先生をはじめ、6名の先生が転退職されることになりました。

 お一人一人より鹿島中学校での最後のごあいさつをいただきました。

 

校長先生より
「人には5千もの可能性が眠っていると言われます。私にも5千の可能性が秘められているということになります。その可能性をどう生かすか、その責任は、私自身に託されているということになります。それは皆さんにも言えることですね。みなさん一人一人にとって一度きりの貴い大事な人生、ぜひとも有意義に、充実した日々を送ってください。3年間有り難う。」

 

 校長先生のごあいさつの後、5名の先生方からも次のようなごあいさつをいただきました。


「昨晩の強風、雷は『春雷』と呼ばれます。春雷は、その雷鳴に驚いて、冬眠していた地中の虫たちが目ざめる、春の知らせを告げるたよりとも言われています。先程、校長先生のお話にあった皆さんの中に眠っている可能性をぜひ起こし、磨き高めていってください。」

「たった1年間ではありましたが、とっても濃い、充実した、楽しい1年でした。そんな充実した日々を送ることができたのも、君たちとの出会いがあったからです。人との出会いは自分自身を成長させます。別れは出会いの始まり。これから始まる成長レースのスタートです。成長した皆さんとまた会えることを楽しみにしています。」

「これからまたすがすがしいさわやかな季節が始まります。これから私は新しいことにチャレンジしていきます。みなさんもチャレンジする気持ちを持ち続け、頑張ってください。」


「鹿島中学校の生徒の皆さんは、3年前にいた先輩の伝統を受け継ぎ、3年前にいた頃よりも更に発展した姿になっていると感じました。これからは1・2年生がその伝統を引き継ぎ、高めて行く番です。自分を高めるために何事にもあきらめずに挑戦していってください。」


「毎日の給食づくりと、食育の授業で皆さんと接してきました。食べること、『食』という字は『人』を『良』くすると書きます。これからも『食』を大切にして、みなさんの心と体を成長させてください。」

 

   生徒会長の先導で、見送りも盛大に行われました。

 

  

日陰にもかかわらず以前に出ていたフキノトウは大きくなり、そのそばにまた別のフキノトウが芽を出していました。

 

 校長室脇のさくらが一足早く咲き出しました。