日々の出来事

いじめをやめようプロジェクト(放送による集会・学級活動)

本日4月27日(水)5校時に、放送による全校集会「いじめをやめようプロジェクト」を実施しました。
まず、生徒会長が全校生に対して呼びかけました。


「今日のこれからの時間は、鹿島中生の全員が、『いじめ』について深く考える時間にしたいと思います。
今、自分達の周りで『いじめ』は起きていなくても、『いじめ』はほんの小さな事から始まります。『いつでも、誰にでも起こりうる』それが『いじめ』です。『いじめ』は卑劣な行為であり、重大な人権侵害です。場合によっては罪に問われ、大きな責任を負うことになります。そして何より、私達の学校生活や人生までも変えてしまうものです。『いじめ』によって奪われる私達の生活や命は、取り返しがつきません。
鹿島中学校生徒会では、鹿島中学校から『いじめ』をなくすために、
  ・思いやりの心をもって行動しよう
  ・みんな仲良く行動しよう
  ・相手の気持ちを考えよう
  ・悩んでいる人がいたら、助けよう
  ・トラブルを見過ごさず、自信を持って正しいことを言おう 
を合い言葉に『いじめをやめよう5つのプロジェクト』を実践しています。現在、私たちが、新型コロナウイルスに感染した人、濃厚接触者、医療従事者やその家族への差別や偏見を無くそうと取り組んでいる『シトラスリボンプロジェクト』もその活動の一環です。


今日は、まず、鹿島中生全員で、資料をもとに、あらためて、『いじめとはどのようなものなのか、いじめが起きにくいクラスにするにはどうすればよいのか』を考えます。そして、いじめをなくすために『自分がしていきたいこと』を『私の行動宣言』に表します。さらに、『学級としてできること』を話し合い、『各学級の行動宣言』を作成します。
この時間をきっかけに、これまで以上に、誰にとっても居心地のよい学級・学校になるよう、取り組みを進めていきましょう。」

次に、各教室では、動画資料「いじめに気づけるクラスになろう!」を視聴し、身近で起きそうな事例をもとに、トラブルを紐解きながら、その事例が「いじめ」かどうかを考えることを通して「いじめに気づける目」を養いました。
さらに、いじめをなくすために自分にできることを考え「いじめをやめようプロジェクト私の行動宣言」に表し、それをもとに、今後、学級としてできることを話し合い、「いじめをやめようプロジェクト○年○組の行動宣言」を作成しました。

今回、作成した一人一人の行動宣言と学級の行動宣言は、教室に掲示して、意識化を図り、いじめをなくすための行動を実践していきます。