歯科保健指導を行いました(1年生)
本日10月29日(金)と11月8日(月)の2日にわたり、1学年の各クラスで1時間ずつ、南相馬市健康づくり課の3名の歯科衛生士の皆様による歯科保健指導を実施しています。
まず、生徒達はスライドで健康な歯と歯肉炎の歯の違いを知り、自分自身の歯について鏡を使って、「歯肉の色は薄いピンクか」「歯肉の形はシャープな三角形か」「触ってみて固く引き締まっているか」「血が出たか」をチェックしました。
次に、歯肉炎は細菌の塊である歯石や歯垢が原因でおきるので、予防することができる正しい歯磨きの仕方を学びました。
染色剤で染め出した歯を普段通りに歯磨きして、どのくらい磨けているか確認しました。
歯垢1mgの中にいる細菌の数は1億~10億個とも言われていることから、歯垢の残っている部分を歯肉炎を予防する磨き方で磨きました。
歯科衛生士の皆様には机の間を巡って一人一人にていねいに指導していただきました。生徒達も鏡をのぞき込みながら、真剣に歯磨きの仕方を学びました。
また、歯ブラシの選び方や歯と歯の間をきれいにするためのデンタルフロスの使い方を教えていただきました。
歯肉炎は痛みの出る虫歯と違い、ひどくなるまで放っておいてしまいがちで、最近では小学生や中学生でもたいへん増えてきている病気です。予防のためには、中学生のうちから歯の健康についてしっかり考え、実践していくことが大切です。細菌を少なくすることを目的にした正しい磨き方で歯を磨いたり、デンタルフロスを1日1回使ったりするなど、歯や口の中をきれいにする習慣を身に付け、健康を守っていってほしいと思います。
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