日々の出来事

歯科保健指導を行いました(1年生)

本日、1学年の各クラスで1時間ずつ、南相馬市健康づくり課の3名の歯科衛生士の皆様による歯科保健指導を実施ました。

生徒達は、スライドで健康な歯と歯肉炎の歯の違いを知り、自分自身の歯について鏡を使ってチェックしました。
次に、歯肉炎は細菌の塊である歯石や歯垢が原因でおきるので、予防することができる正しい歯磨きの仕方を学びました。さらに、歯と歯の間をきれいにするためのデンタルフロスの使い方を教えていただきました。

<生徒のメモより>
・歯ブラシは点検し、こまめに取り替える
・歯ブラシは鉛筆の持ち方で使い、歯茎と歯の間を45°位の角度で揺らしながら磨く
・出血しても優しく続ける
・2本の歯を20回
・裏側は歯垢が残りやすい
・プラーク1mgに細菌は1~10億個いるので、できるだけ減らす
・デンタルフロスは1回分40cm
・デンタルフロスを使うと、歯ブラシだけの時より、1.5倍きれいになる
・歯ブラシとデンタルフロスを寝る前に使う
・歯周病虫歯は感染症、歯磨きを毎日続けて菌の増殖を防ぐ
・歯の健康は食べたら歯磨きをするだけでなく睡眠などの生活リズムも大事
・体が元気でないと細菌が元気になってしまう
・歯磨きと生活のリズムを整える

歯肉炎は痛みの出る虫歯と違い、ひどくなるまで放っておいてしまいがちで、最近では小学生や中学生でもたいへん増えてきている病気です。予防のためには、中学生のうちから歯の健康についてしっかり考え、実践していくことが大切です。細菌を少なくすることを目的にした正しい磨き方で歯を磨いたり、デンタルフロスを1日1回使ったりするなど、歯や口の中をきれいにする習慣を身に付け、健康を守っていってほしいと思います。