日々の出来事

第一学期終業式を迎えました

1学期終業式

 今日は、1学期の締めくくりの終業式の日です。
 初めに、終業式に先立ち、表彰伝達が行われました。

 バスケットボール部男女、特設水泳部、卓球部女子ダブルス・個人、少年の主張、サッカー部、たなばた展、漢字検定、英語検定の表彰者の代表生徒が、校長先生より賞状をいただきました。前に並んだ代表生徒がよく見えなくなるほど、たくさんの生徒が名前を呼ばれて起立しました。


 続いて、学期のしめくくりとして「1学期を振り返って」という題の下、各学年の代表生徒による意見発表が行われました。
<1年>

 「努力は裏切らない」という言葉を念頭に置き、普段の生活で心がけることができた。ただし、「ちりも積もれば山となる」という言葉に関して、マイナスのちりを積み上げてしまった部分があるので、この夏休みは、プラスのちりを積み上げていきたい。

 

<2年>

 生活のリズムをくずさず、体調管理を心掛けて生活することができた。苦手教科の克服に向けた取り組みができなかったので、この夏休みは中途半端にすることなく苦手教科の学習に力を入れ、生活リズムを整え、苦手教科の克服に取り組みたい。

 

<3年>

 

 球技大会を笑顔で締めくくることができたこと、部活の練習に集中して取り組み、大会でも自分の力を出し切ることができたことがよかった。生活の中で、ネガティブな考え、消極的な取り組み、自分の心の弱さが表れたこともあったので、受験生としての自覚を高めて学習に取り組むとともに、文化祭実行委員として全校生が笑顔になれる文化祭にしていきたい。


 最後に終業式が行われました。
 校長式辞では、次のようなお話をいただきました。

 「今日は自立についての話です。この歯磨き粉、見てください。立っています。自立しています。みんなの中には、おうちの人から『ほら早く起きなさい』、『勉強しなさい』など、注意されることはありませんか?そうした人は『自立している』とは言えませんね。」
 「ここにソアリングという言葉があります。ソアリングとはパラグライダー用語で、上昇気流を利用することにより空高く上がり、長時間飛行することをいいます。ソアリング、高いところからの景色はきれいで気持ちよさそうですね。ソアリングができるように、すばらしい上昇気流を探すことを『上空の宝探し』と言うそうです。みんなにも自分の品格を高める『上空の宝探し』、してほしいですね。」


 「この夏休みは、この歯磨き粉のように、自立した生活を送ってください。本当に自立したというのは、先生やおうちの人から言われないことを自らやることだと思います。『将来この仕事に就きたい。』『この高校に入りたい。』と自分から考え、判断し、行動したり、発言したりして、自分を伸ばし、高めるプラスの方向でやりたいことをやり、自立した生活をしてほしいと思います。みんなは自立できる能力を持っています。」

 

 夏休みは、1カ月以上の期間に及ぶ37日間あります。終わってしまえばあっという間ですが、長い時間であることに間違いありません。夏休みを通して一回り大きく成長できるように、自立した生活を送り、有意義な夏休みにしてほしいと思います。