日々の出来事

研究授業(3学年 特別の教科「道徳」)

本日10月8日(木)4校時、相双教育事務所より2名の指導主事にお越しいただき、道徳の研究授業を実施しました。

『あなたはすいごい力で生まれてきた』---母親が新しい命が誕生する瞬間に感じる「生命の力強さ、尊さ」が伝わる随想文を読み、感想を紹介し合ったり、自分がどのように誕生し、その命がどのように育まれてきたかを振り返ることをとおして命の尊さについて考えました。
「赤ちゃんは、どんな力を持って生まれてきましたか?」の問いかけに、生徒達は、生まれた時に赤ちゃんが持っている力を、色で表現し、周囲と交流することで、「命の持つ力強さ」「希望」「母親の力」「自分自身の力」・・・など、命について多面的に思考し、考えを深めました。

授業終末では、学級担任が事前に保護者の皆さんにお願いして書いていただいた出産時のエピソードや我が子へ宛てたメッセージを紹介しました。少し気恥ずかしそうに、でもとても嬉しそうに何度もメッセージを読み返す姿から、生徒達にとって、本時は「生きることの尊さ」をあらためて感じることができた大切な時間になったのだと感じました。3年生は、今後、進路選択に揺れ、悩む時期を迎えますが、今の自分を肯定的に捉え、自分の将来を真剣に考え、それぞれの人生を大切に生きていってほしいと思います。

 

色にこめた思い・・・「きずなの力」「生命の力」「まわりを明るくする力」「呼吸する力」「頑張る力」「みんなを幸せにする力」「無限のパワー」

 

自分自身が持っている色(力)を信じて、お家の人からのメッセージを心に留めて毎日の生活を頑張っていってほしい。