日々の出来事

第2回 学校評議員会開催!!

 12月11日(月)17:30より校長室において第2回 学校評議員会を開催しました。

 

 

 特に今回は、2学期の学校での教育活動についてご説明させていただいた後、今年度のこれまでの教育活動を踏まえ、次年度の準備期間に入るのにあたり、学校評価の今後の在り方についても協議していただきました。


 学校評議員の皆様からは、お一人お一人より、2学期の教育活動に対して次のようなご意見をいただきました。一部、ご紹介いたします。


○全国学力・学習状況調査結果について

・「自分にはよいところがあると思いますか?」の質問に「当てはまる」、「どちらかといえば当てはまる」と答えている生徒の割合が、鹿島中の平均値の方が県の平均値を上回っておりよいことだ。自分だったらどう答えるかと考えると、大人でもなかなか難しい質問だ。


・「先生は、あなたのよいところを認めてくれていると思いますか?」の質問では、「当てはまる」、「どちらかといえば当てはまる」と答えている生徒の割合が、鹿島中では約95%と、県・全国の平均値を大きく上回っている。先生方は生徒のよいところをできるだけ認めようという姿勢で教育にあたっていることはとても有り難い。


○学校生活全般について

・表彰を受ける生徒が年々多くなっている。ある限られた生徒だけというのではなく、より多くの生徒に様々なことについて挑戦する場を提供しているということはとても大事なこと。活躍するきっかけを作ってくれている学校の姿勢がうれしく思える。こうしたところに名前が載らない生徒についても、「この生徒はここがいいところ」という姿勢で対応し、個別懇談等の機会を通してこれからも「認め褒める機会」を多く持ち、自信をつけさせてほしい。


・部活動の在り方について、国→県→市と方針が示され、学校でも部活動が休みの日を設定したり、練習時間をこれまでよりも制限したりしている。教職員の超過勤務の問題もある。欧米では、自分で次にどうするかを考える場が多く、それが様々な面で活躍となって表れている。今後はこの取り組みが、欧米のように「自分でどうするのか考える場」となって有効に機能していくことを望む。


・いじめ問題についてもその生徒の状況をよく把握して対応していることはとても大切だ。いじめでないにしても、心理的に追い込まれている子どもは、親でも、先生でも、また友達でも、だれかに悩みを話せる状況があるということはとても重要なこと。「寄り添う姿勢」は今後も継続してほしい。


 

 これから学校では、評議員の皆様からいただいた多くのご意見に加え、生徒、保護者の皆様からの学校評価、及び教職員による自己評価も交え、学校評価の目的である次の内容が達成できるように努めていきます。

・学校の教育活動その他の学校運営について、具体的な目標を設定し、その達成状況を整理して取り組みの適切さを検証することにより、組織的・継続的に改善する。

・学校が、自己評価及び外部評価の実施とその結果の説明・公表により、保護者、地域住民から教育活動その他の学校運営に対する理解と参画を得て、信頼される開かれた学校づくりを進める。

 

 

 今後、次年度の準備を本格的に進めてまいります。