日々の出来事

ジャーナリスト黒井文太郎さん 講演会

 本日の6校時、体育館において、ジャーナリストとしてテレビに出たり月刊誌の執筆などをされてご活躍の黒井文太郎さんにおこしいただき、「知れば知るほど知りたくなる!好奇心はおもしろい」という演題で講演会を行っていただきました。


 黒井さんは実は福島県のいわき市出身で、黒井さんのように戦争が起きているような、生活や経済が安定していない国々のことを伝えることを職業としているジャーナリストは、日本には10人くらいしかいないそうです。黒井さんは、月刊誌などへの執筆活動もなさっています。

 実際の講演では次のようなお話をいただきました。


○外国に興味を持つようになったきっかけは、アルバイトをして貯めたお金で行った海外旅行であったこと。
○たくさんの国々を見て回り、現地の人の様々な生活環境や考え方に触れ、それぞれの国の人々やそうした人々を取りまく環境について関心が高まったこと。
○大変な状況の中で、中には生きることで精一杯となっている人々も多くおり、そうした人々は自分たちの大変さを多くの人に知ってもらい、なんとか改善してほしいと心から思っていること。
○そうした人々の思いを、多くの人に知ってもらうことはとても大切だという思いから、現在の職業に就いたこと。
 様々な写真についても紹介してもらいながら、説明していただきました。

 

 

 講演会終了後には生徒代表お礼のことばと、お礼の品贈呈が行われました。

 
 お礼のことば

「現在も危険と隣り合わせの国々がたくさんあることを知り、早く平和になってほしいと思いました。将来に向けて、自分がまだやったことのないことに挑戦して新しい自分を発見したいです。好奇心を大切にして、いろんなことにチャレンジしていきたいです。」

 世界には様々な国々があること、また、自分に合った職業に就くためには、自分の好奇心がどこにあるのかを発掘することが大事だということを学んだ貴重な機会となりました。

 お礼のことばにもあったとおり、これからも様々なことに挑戦して自己理解を深め、将来に向けての糧をたくさん積み上げてほしいと思います。