文化祭に向けて ・・・・ オリーブの木のお話
表彰伝達に引き続き、全校集会の校長先生のお話では、文化祭をあと1週間に控え、実際にご自分の家からオリーブの木をわざわざ持ってきていただいて、オリーブの木のお話をしていただきました。
ここにオリーブの木があります。オリーブの木からはオリーブオイルができたり、ピクルスができたり、日本の家庭でも多く使われています。この木は「幸せを呼ぶ木」とも言われています。
実際に目にする場面では、国連の国旗の中央を囲むデザインに取り入れられていたり、オリンピックで優勝した時に頭に載せられるものもオリーブで編まれた葉です。また、ドアにリースとして飾られるものもあります。
花言葉としては主に3つの言葉があります。一つ目は「平和」です。平和の象徴にはハトもあげられますが、ハトがよく、くちばしに加えて描かれるものもこのオリーブです。二つ目は「智恵」です。智恵の由来はギリシャ神話にまつわるようです。国連の国旗にはこれらの平和に対する願いや知恵を働かせて困難に立ち向かう思いが込められているということになりますね。三つ目は勝利です。先ほど紹介したオリンピック競技での勝者の頭に載せられる姿とつながりますね。
このオリーブの木は、実はこの木一本では実をつけることはなかなかできません。接ぎ木という方法を用いることで実をつかせ、仲間を増やすことができるようになります。
あと1週間足らずで輝響祭の本番を迎える時期となりました。オリーブの木のように仲間を増やし、仲間と共に協力して取り組むことで「1+1」は「2」だけでなく、「3」にも「4」にもなり得ますので、つまずいた時、そばにいる友達や先生方、仲間を信じて協力して取り組みましょう。きっと励ましてくれたり、アドバイスをしてくれたりして、力になってくれることだと思います。そうした経験を経ることで、強く、たくましくなっていくと思います。また、オリーブの花言葉にあるように、友達と仲良く平和にかかわりあい、そうした仲間と知恵を出して創意工夫して合唱や総合学習の準備、作品作りなどの輝響祭に向けた課題に向き合うことで、そうした課題を解決したり、目標を達成したりすることができ、自分の心の中で勝利を勝ち取ることができるのだと思います。皆さんもこのオリーブの木から学び、そして生かして、勝利を勝ち取れるように頑張ってください。
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