学校を再開しました!
昨日は、台風19号の影響により臨時休業といたしましたが、本日から学校を再開することができました。
1校時には、断水の影響が続く中での学校生活のスタートに関して、全校集会を行いました。
1校時目の全校集会
学校生活の注意事項の確認に先立ち、初めに校長先生よりお話をいただきました。
<校長先生のお話>
スライドも視聴しながら次のような説明をいただきました。
東日本大震災直後の様子
整然と店に並んで待つ人々の様子
「これは、東日本大震災直後の写真です。食べ物すらなかなか手に入らない状況の中、店に入る順番を整然と待つ人々が映っています。こうした姿は世界中で報道され、大変な中でもパニックに陥ることにもなく、冷静に行動し対処する日本人の姿は、『品格を持った国民』として、世界の人々から大きな感動と賞賛が寄せられました。
さて、台風19号が通過した現在、ここ鹿島区をはじめ、福島県、ひいては関東、東北地方にいたるまで、甚大な被害を被り、多くの人が被災し、今もなお復旧の見通しすらつかない中での生活を余儀なくされている方々も大勢おられます。みなさんの中にも避難したり、家が水につかったり、現在も復旧途中の人もいると思います。
学校は幸い、大きな被害は出ませんでしたが、流れた水に伴い土砂が一部、校地内に堆積したり、雨漏りや雨の吹込みにより、校舎内のいたるところに水たまりができたりしたことなどがありました。しかし、皆さんの生活に一番大きく関わる問題が断水です。今、水が全く供給されていません。今まで通りの快適な学校生活はできません。我慢をしなくてはならないところがあります。このことに関しては後でそれぞれの係りの先生からお話がありますので、お話をよくきき、注意点をしっかりと守ってほしいと思います。
このような中ですが、このような状況が少しでもよくなり、鹿島中学校ができるだけ通常通りの活動が行えるようにと昨日、市役所、保護者の方々をはじめ、多くの方々のご協力をいただき、水を運んでもらうなど、大きなご支援をいただきました。こうしたご支援に対して感謝の気持ちを抱き、品格を保った生活をしてほしと思います。」
この後、水の使用、トイレの使用、給食、学校生活全般についての注意事項を確認しました。
各係の先生からのお話
現在の見込みとして、断水は1週間~1カ月間続くと見込まれています。水が使える有り難み、多くの方々に支えていただいている有難みに感謝しつつ、お水を大事に使わせていただきます。
〒979-2333
福島県南相馬市鹿島区
寺内字落合28番地
TEL.0244-46-2019
FAX.0244-46-2229
e-mail:kashima-j@fcs.ed.jp
〇お知らせ
・保護者及び地域のみなさまへ.pdf(教職員の働き方改革にご理解とご協力を)