日々の出来事

後期生徒会総会 実施

 本日の5、6校時に後期生徒会総会が行われました。

 総会に先立ち、認証式では後期の各専門委員会の委員長と、2学期の学級委員の認証式が行われました。

          専門委員長の認証

 

   学級委員の認証         学級委員代表が証書を受取


 その後、総会出席人数の確認を行い、全校生の2/3以上の出席により総会が成立することを確認し、生徒会総会が開始されました。

 

 生徒会長が、「目標を高く持ち、全校生の一人一人が自分の品格を高め、一致団結して鹿島中学校の校風をよりよいものにしていきましょう。」とあいさつしました。

 

 校長先生のお話では、つい先日、取り付け工事が完了したステージ上のスクリーンを活用し、内容をプレゼンテーションしながら、お話をいただきました。


 「人のために何かをすることで、誰もが( ? )人になれます。」さあ、どんな言葉が入るでしょう。いろんな言葉が入ると思いますが、一つは「素晴らしい」という言葉が入ると思います。その素晴らしい人の話をいたします。

 
 この「教育関係者必携」という、教員を目指す際の法律について勉強する本にも掲載されている、日本の法律の中で一番基本となる憲法にはこうあります。憲法14条「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」、この14条の中にある「差別」について命をかけて取り組んだ人がいます。キング牧師です。(スライドを参照ください。)

いつも仲良しにしていた白人の子は、白人の学校に行ってしまいました。

父親と店に入ると、「白人」「黒人」で座る場所が別々になっていた。

 

 「I Have a Dream」、「私には夢がある」、ここでのキング牧師の「私の夢」は、「自分のための夢」ではありません。他の人々の、人としての権利を守るという、「人のため」の夢です。

 大学を出ていなくても、高い学歴がなくても、人は人のために何かをすることができます。そのためには、ただ、やさしい気持ちがあればいいのです。愛の心があればいいのです。
 さて、本日はこれからの後期生徒会の取り組み内容を決める会です。学級のため、委員会のため、生徒会のため、学校のため、目の前にある自分にできることを一つずつ行い、生徒会長が先ほど言ったように、この学校をみんなの力でよりよくしてほしいと思います。

 


 この後、議長団が選出され、議事が行われました。「質問・要望」では、「委員会全体で行うゴミ拾い活動は予定されてはいないのですか?」など、委員会活動の活性化につながるような質問の他、「体育館の雨漏りを直してほしい。」等の要望事項があげられました。

 先生からの講評では、

「これからの活動につながる前向きな意見、要望等が多く、皆さんの生徒会活動に対する意識の高さが伝わってきました。これだけの意見や要望が出るということは、自分の所属する委員会の活動以外についても関心が高く、よく見られているということです。

 初めに生徒会長さん、校長先生からあったお話を胸におき、一人一人が学校のためにできることを実践していってください。」
とお話がありました。

 「自分のためだけにやる」のではなく、「人のために何かをする」ことを積み重ね、品格を向上させ、鹿島中学校のよりよい校風を更に高めてほしいと思います。