第3回 いじめ問題対策連絡協議会
本日、委員の皆様にお集まりいただき、今年度最後のいじめ問題対策連絡協議会を開催しました。
協議の様子
初めに、第2回協議会以降の本校でのいじめ対応に関する説明を行いました。
・いじめの認知件数、内容、対応
・QU検査結果をもとにした対応
・いじめ防止基本方針の改定について
・保健室の様子
・スクールカウンセラーから見た校内の様子
その後、協議を行いました。その際に出た内容は次の通りです。
・いじめがあることを前提としてしっかりといじめを「認知」しようと努め、発見したら早期に対応しようとしている体制ができていることは、子どもたちにとってとてもいいことだと思う。
・現在のようにアンケートだけでなく、保健室でのアンテナ、学級でのアンテナなど、教師のアンテナを高くしながら観察することが大事である。
・鹿島中の様子を見ていると、担任の先生はもちろん、担任外の先生にも子どもたちがよく話をしている姿を目にする。何気ない会話が子どもたちの心を支え、応援することにつながっていると思う。
・スポーツに関して、サポーターの応援で、選手に力を与え、パフォーマンスを引き出すという話もある。学校生活においては、例えばの話として、いじめられている人の側についてサポートしてくれる人が一人でもいれば勇気を与えることになる。いじめられている人を見て、周りの友達が見て見ぬふりをすれば、いじめを受けている人は、いじめに加わっていなくとも、いじめをしている人と同じように受け止められてしまう。
・様々な報道を見ていても、差別的と受け止められる発言が問題になっていることがある。そうした考え方が根底にあるといじめにつながってくる。鹿島中の近くに相馬支援学校ができ、これから交流が始まることを考えると、これをきっかけとして、子どもたちの中に、みんなで共に手を取り合いながら社会を作っていくという雰囲気が生まれると、ひいてはいじめの防止にもはたらいてくると思う。
・社会の中では「困窮死」が話題に上がるようになった。水道、ガスが止められ………、社会の無関心が大きな原因だと思う。最近の社会は物は豊かになったが、ただ、心の面では残念ながら貧しくなってきているのではないか。貧富の差も大きくなっている。様々な問題に対して関心をもっていくということも大事なことだと思う。
・鹿島中は現在、学力向上にも力を入れている。部活動でも成績をあげている。先生方も一生懸命。しかし、一生懸命な学校こそ落とし穴があると言われる。それは、光の当たらない子が出てしまうことだ。勉強はできなくとも心の優しい子もいる。賞状がもらえなかったり、褒められないような子の中にも必ず良さがある。そうしたところを見逃さないようにし、良さを認め、大いに褒めてほしい。
・アンケートを取った後すぐに全員のアンケート内容を確認し、内容に応じてすぐに関係する子どもさんと教育相談を持ったり、QUテスト結果についてもすぐに目を通して対応しており、本当に有り難いことだと思う。先生の仕事の面で見ると、授業の準備や部活動、生徒指導などがある中で大変だなと思う。
今回も、委員の方々より今後の指導のヒントになるような貴重なご意見をいただきました。
今後の教育活動に反映し、子どもたちが安心して楽しく過ごせる学校づくりに、これからも努めてまいります。
だいぶ明るくなってきた7時頃の校庭の様子
今朝は今シーズン一番の寒さ。マイナス5℃近くまで下がりました。
お昼頃の校舎前の木々の様子
天気はとても良いのですが、気温は上がりませんでした。
日差しが少しずつですが強くなり、春が近づいています。
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〇お知らせ
・保護者及び地域のみなさまへ.pdf(教職員の働き方改革にご理解とご協力を)