日々の出来事

小中英語パートナーシップ事業第1回推進地域協議会

本校は、令和3年度より3年間、県の指定を受けて、鹿島区内3小学校とともに、児童生徒に英語で自分の思いを表現したり、互いに伝え合ったりする力を育成する取り組みをすすめていきます。
そこで本日6月15日(火)、15:00より、拠点校となる鹿島中と鹿島小の英語担当の先生方に集まっていただき、第1回推進地域協議会を開催しました。協力校となる八沢小学校、上真野小学校の先生方、県教育委員会義務教育課、相双教育事務所の指導主事の先生方にはZOOMで参加していただきました。

今日の会議では、今後の取り組みについて、次のことを確認しました。
・小・中学校間の情報交換や互見授業・授業研究会により、小・中学校が連携して、指導の面でも接続をめざすこと
・CAN-DOリストを活用して、これまでの文法ベースの授業から、行動ベースの授業に転換していくこと

さらに、お2人の指導主事の先生方からは
・CAN-DOリストの活用について
・小学校での学びの引き継ぎ方
・新しい教科書の使い方
・小・中連携のあり方
などについて指導助言をいただきました。

なお、今年度の成果については、11月に授業を公開し、広く発信していくことを予定しています。

<今週の報徳仕法>・・・図書室ラジオより
二宮尊徳先生は、現在の神奈川県小田原の出身です。尊徳先生は南相馬に来たことはありませんが、尊徳先生の一番弟子の相馬藩出身の富田高慶が、尊徳先生の娘、文(ふみ)と結婚したという縁があります。
明治の初め、戊辰戦争から逃れるために、尊徳先生の奥様と子どもは相馬藩に移り住み、最後に、南相馬市原町区石神に住みました。そのときも富田高慶は、二宮家のお世話をするために、隣に住んで、明治23年に76歳で亡くなるまで、二宮家と報徳仕法のために尽くしました。
尊徳先生が亡くなられたのは、現在の栃木県日光市の今市というところです。今市には、尊徳先生をまつった報徳二宮神社があります。その祭神として、尊徳先生とともに富田高慶も神さまとしてまつられています。とても誇らしい気持ちがしますね。