日々の出来事

幻の3年生を送る会

 2月26日、本校体育館で実施を予定していた「3年生を送る会」は、新型コロナウイルス感染予防のため放送で行われましたが、生徒会では、1、2年生のメッセージを直接3年生に伝えるために、限られた時間の中で何かできることはないかを考え、3月3日(火)のお昼休みに、「在校生による3年生への感謝を伝える会」を行いました。

 サプライズ企画のため、3年生には秘密にして準備を進めました。

 生徒会役員の「3年生の皆さん、廊下に出てください。」の呼びかけで、スタートしました。

 

   生徒会役員が司会進行を務め、会を進行しました。

 

    中庭には2年生が整列して待っていました。

  

鹿島中校舎の中心に位置する、鹿島中の象徴の一つである憩いの場、中庭。

この中庭で、同じ時と場を共有し、1・2年生は3年生へ向けて、これまでの感謝の思いを込めて、卒業式の式歌であった「旅立ちの日に」を歌いました。間奏では「3年生の先輩はそれぞれの道を歩み始めますが、私たち後輩は中学校から先輩方を応援しています。」とメッセージを送りました。 

 

 

1年生は北校舎3Fベランダで、吹奏楽部は音楽室で歌いました。

 

 今日は最高の天気、真っ青な空の下で行いました。

 

1・2年生の合唱の後、音楽室に待機していた吹奏楽部が、「3月9日」を演奏しました。

 

3年生は中庭を挟んで反対側の南校舎の廊下と、3F渡り廊下で演奏に聞き入りました。

 吹奏楽部の演奏が終わると、3年生がサプライズ返しとして、卒業式で歌うRADWINPSの「正解」を、歌いました。

 

 

    3年生男子はクラスごとに廊下で歌いました。

 

 

  3年生女子はクラスごとに渡り廊下で歌いました。

 

涙を流しながら歌ったり、歌に聞き入る生徒も多くいました。

このような中でも「今、私たちにできることは何か」を前向きに考える、自立した生徒たちの姿がありました。