日々の出来事

輝響祭<午前の部>


本日、鹿島中学校文化祭「輝響祭」が無事、行われました。
今週の月曜日には台風の影響で臨時休校だったばかりで、今週水曜日の「台風がまた週末に接近・通過する可能性がある」との報道にアンテナを髙くし、どうなるのかと不安に思っていましたが、前日には

 

この通りの天気で、前日予報でも「台風の通過は月曜の朝になる見込み」との報道に、とても安心したところでした。そうして無事に迎えた文化祭当日でした。

 それでは輝響祭の様子についてご紹介いたします。



1 開祭式
(1)校長先生のあいさつ

  「今までたくさんの準備や発表の練習を重ねてきました。本日の文化祭では、楽しんで参加しましょう。」


(2)開催宣言(文化祭実行委員長)

 「みんなで協力して、この文化祭を成功させ、全員にとって、最高の思い出となるようにしていきましょう。」


(3)オープニングセレモニー


 始まるまで少し間があり、何が始まるのかというドキドキ感に包まれました。初めに文化祭実行委員、生徒会本部役員が自分たちで考え、企画して制作したセレモニー用の映像が流されました。とても工夫して制作された映像で、映像の中には実行委員の生徒が出演し、笑いあり、正義あり、そして規律の大切さを訴える内容でした。


 途中からは、実行委員によるステージ上での演出もあり、楽しく見ることができました。文化祭を生徒みんなの手で作り上げていくと共に、生徒会で進めている3つの習慣、「あいさつをする習慣」「下足をきれいに並べる習慣」「返事を相手に分かるようにする習慣」を全校生が身に付け、この鹿島中の校風がさらによくなるようにしていくことを確認しました。


2 合唱コンクール


 合唱コンクールに向けて夏休み以降、たくさんの練習をして本番を迎えました。今朝には中庭で歌って練習する学級もあり、美しい歌声が響き渡っていました。
 実際の合唱コンクールでは諸注意を確認した後、1年生から順に演奏していきました。



 どの演奏もすばらしかったですが、1年、2年、3年と学年が上がるにつれ、やはり声量が出るようになり、全体のバランスもとれていました。


 最後の講評では、採点する際の評価項目についての話があり、それらの項目に気を付けて歌うと得点が高くなるという話がありました。


3 総合学習発表
<1年>「地域学習」


 南相馬市博物館、桜井古墳、ソーラーアグリパーク、原町火力発電所で体験学習をして学んだことを発表しました。同じく総合学習で学んできた「プログラミングを通したペッパーの操作」を生かし、ペッパーも発表に加わり、ペッパーに身振り手振りをさせ、文章を話させ、生徒とのやりとりをしながらの発表でした。


<2年>「職場体験学習」


 幼稚園や小学校、病院、コンビニエンスストア、郵便局など、地域の様々な事業所で約2日間、お世話になりながら実施した職場体験学習についてまとめ、それぞれのグループごとに発表しました。働くということは人のために行うこと、コミュニケーションをとることが大事なこと、収入が生きがいになること、つらく厳しい時を乗り越えることでそれがやりがいにもなることなどを肌で感じました。


<3年>「福祉体験学習」


 地域のデイサービスや保育園、児童クラブ、自立研修所などで体験学習を行ってきたことについて、それぞれのグループごとに発表しました。利用者の方たちとコミュニケーションをとることの大切さを学び、利用者の方たちと心が通じ合った時の喜びを感じ、この学習が、地域のために中学生として何ができるのかについて考えるきっかけとなりました。