こんなことがありました!

鑑賞教室 狂言「柿山伏」・能「黒塚」

 5・6時間目に文化芸術子ども育成事業として鑑賞教室が行われました。本日は、6月3日にワークショップで体験した能楽の本公演です。

 はじめの演目は狂言の「柿山伏」でした。狂言は喜劇ということもあって、子どもたちは狂言師の迫力ある演技に笑顔を浮かべながら狂言を楽しんでいました。

 「柿山伏」の後は、能楽器(五人囃子)を披露していただきました。鼓を握る左手の力加減や鼓を打つ強さ、鼓の大きさなどによって全く違う音色になることに大変驚かされました。

 能では、福島県の安達原に伝わる伝説の「黒塚」を見せていただきました。先日のワークショップで教わった技法も使われており、より楽しめる内容になっていました。また、能の終わりと同時に全校生で「千秋楽」を歌いました。練習の甲斐もあり「上手に歌えました。」とお褒めの言葉をいただきました。

 ワークショップから1ヶ月間、子どもたちは今日の本公演を楽しみにしていました。はじめて見る本格的な能楽の舞台を思いっきり楽しむことができ、本当に良い経験ができたと思います。この経験を通して、さらに本物の能楽堂を見てみたいという気持ちになったのではないかと思います。