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盲導犬について学ぼう

9月1日(月) 南相馬市内の小・中学生を対象に、目の不自由な方・盲導犬と共に訪問授業を行う『盲導犬学校キャラバン』が開催されました。

 原町二小には、日本盲導犬協会の齊藤さんとPR犬のヘレンちゃん、実際に盲導犬と生活をしている三國さんと盲導犬のノンノちゃんが来てくれました。



 はじめに、盲導犬は3つの仕事(歩行補助、段差を伝える、座る場所を教える)の説明があり、その後、代表者による全盲者体験、盲導犬ユーザーの三國さんによる、盲導犬との生活についてなどの話がありました。

  
 ニュースで、盲導犬にけがを負わせる事件があったこともあり、児童たちは真剣に話を聞いていました。質問jコーナーでは、約10人の児童が困ったことや助けられたことなどを質問し、丁寧に答えていただきました。


 最後に、盲導犬といっても犬なので、犬は色を認識できません。信号があるところで目が見えない人は、周りの気配を感じ取って、盲導犬に進む合図を出しているそうです。お願いとして、盲導犬を連れている人や杖をしている人を見かけた場合は、「渡れます」や「信号が青になりましたよ」などの声かけをしてもらえると助かるお話をしていました。
 貴重な話と体験、盲導犬と触れ合うことができてとても良い時間を過ごすことができました。