日誌

やっぱり税金は必要ですね:6年租税教室

 6年生では3校時に租税教室が開かれました。相双法人会女性部会の齋藤さん、栗原さん、新妻さんと事務局長の菅野さんに来ていただき、貴重なお話をしていただきました。

 「世の中にはどんな税があるのかな?」…消費税、住民税、所得税…頑張って考えて発表する子ども達。他にもいろいろあることを知った後、「もし、税金がなかったら、どんな社会になってしまうのか」を考えるためにDVDを視聴しました。税金がなければ、火事を出したら消火にかかったお金は全部自分で払わなければならない、ゴミ処理にもお金がかかる…今まで役所でやってくれていたことが、ぜんぶやってもらえなくなる。…税金のない社会を分かりやすく説明してくれる内容です。

 DVD視聴の後、内容確認のワークシートに取り組みました。最後に、「税金がある社会とない社会、あなたはどっちが良いですか?」という質問に、全員が「税金がある社会」と答えていました。

 授業の後半では、子ども一人が学校で勉強するのに、1ヶ月で税金が約8万円かかっているというお話がありました。本校では178名いるので1年間に8万円×12ヶ月×178人で1億7000万円程度の税金が必要という計算になります。では、1億円とは一体どれぐらいのお金なのでしょうか。

 1億円の札束はもちろんレプリカですが、子ども達は興味津々です。こんなに重いのか。意外とコンパクト。…感想も様々です。

 最後は1億円を囲んでハイチーズ。ちょっとシュールな感じもしますが、税金は必要、だからこそ税金を大切に使っていかなければならない、ということを再確認できた時間でした。コロナ禍のため、外部講師と接する機会がなかなか取れない状況でしたが、状況が少し落ち着いてきたために今回実施することができました。女性部会の皆様、ありがとうございました。