日誌

給食における防災:ヒートレスカレー

 本日の給食は「ヒートレスカレー」。温めずに食べられる防災備蓄用の食品です。南相馬市の学校では災害等の緊急時にそなえ、2回分のカレーを備蓄しています。5年間の賞味期限がありますが、早めに給食で頂いて、新たなものをストックする方法をとり、常に安心して食べられる体制を整えています。

 おっ、レトルトパックを触ると温かい。給食室で温めて頂いたようです。

 温めていなくても、コクと辛さがバランス良く、中に入っている野菜も柔らかく、じゃが芋はしっとりとした舌触りで美味しく食べられます。でも、やっぱり温めてもらうとうれしいです。

 子ども達は自分でレトルトパックを開けるわけですが、中はどんな風になっているのか、興味津々のようです。

 子ども達に感想を聞いてみたところ、『100点満点の味!!』『いつものカレーと味が違うけど、おいしいよ。』『カツと合う。』『いっぱい入っててご飯が足りなくなったから、おかわりしたよ。』『思っていたよりコクがあって、おいしかった。』などなど、おいしい声が届きました。

 災害時には給食を出すことが難しいのですが、このような備えがあれば、学校を開いて学びを継続させることができます。南相馬市の対応に深く感謝申し上げます。