ようこそ大先輩:6年生キャリア教育
6年生の総合学習では、将来の自分の職業について考えるキャリア教育を進めています。今日は、地域で働く大人の方から直接お話を伺う学習を行いました。お招きしたのは、はまの写真館の濱野永光様です。本校出身者で、長らく本校の卒業アルバム撮影に携わっていただいており、子ども達もたいへん馴染みのある大先輩です。
濱野さんは、最初に過去の卒業アルバムを幾つか提示しながら、昔の原町二小の校舎やアルバムの話をしてくださいました。先輩ならではの情報に、子ども達も興味津々。さすが、つかみはOKです。
続いて、ご自分のこれまでの経歴や写真館のお仕事についての説明です。当たり前ですが、プロの写真はどれもすばらしく、子ども達からも「ほほえましい」「自分も撮ってみたい」という感想がこぼれてきました。子ども達も見る目があるなあと感じました。
続いて、写真を上手に撮る方法について、幾つかのポイントを教えていただきました。写真では「水平・垂直」を意識することが大切とのこと。子ども達は、自分のiPadで試してみました。
他にも、「撮りたい物を中心からずらす」「アングルを変えてみる」など、子ども達にも分かりやすいコツを伝授していただきました。
また、光のあて方についてもお話があり、レフ板などを使って、光と影を作ると柔らかな写真が撮れることを教えていただきました。
早速、子ども達は実践。あえて逆光にしながら、レフ板のあて方で写真の雰囲気が変わることを確かめました。
最後に、望遠カメラや魚眼カメラなど、プロのカメラにも触らせていただきました。高価なカメラにビビりながらも、「すごーい」「おもしろい」「カメラっておもしろそう」と感想を漏らす子ども達。
子ども達は写真館のお仕事について知るとともに、写真に対しても興味を高める話となりました。身近に一生懸命働く大人がたくさんいる。自分たちも大人になったらその一人になりたい。・・そんな気持ちをもってもらえれば、と思います。
お忙しい中ご協力いただきました濱野様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。