日誌

ゲストティーチャーはお父さん:2年道徳

 今日の2時間目は2年生の道徳の授業を参観しました。テーマは「生きる力」で、生命の尊さを考える授業でした。

 「生きる力って何だろう」という先生の問いかけに、「元気」「強さ」「健康」などの答えを考える2年生。「そうだね、いろいろあるね。こういうのはどう?」と言って先生が黒板に書いたのは「支えてくれる人のやさしさ」。確かに、とうなずく子ども達。自分の中にもっている生きる力もあるけど、周りで私たちの命を支えてくれる人たちがいるから、生きることができる…ということに気付いた2年生。

 「そこで今日は、みんなの命を支える仕事をしてくださっている藤田先生にゲストティーチャーで来ていただきました。」

 今日のゲストティーチャー(GT)は楢葉町住民福祉課の藤田さんです。藤田さんは町の保健師。日頃から町民の方の健康を支える立場にある方です。そして、2年生男児のお父さんでもあります。「知ってるー、○○君のパパだー」と喜ぶ子ども達。

 藤田さんからは保健師としてのお仕事を通じて、どんなふうに命に関わっているか、やさしく分かりやすくお話しいただきました。病気の人やお年寄りの方の命を守るため、相談に乗ったり、注射やワクチンを打ったり、体力が落ちないように運動を勧めたり。でも、こうやって支えてくれる人がいるから、みんな生きていけるんだよね。

 お話しの後に、感想と質問のコーナーでは、ある子が自発的に「今日はお話しをありがとうございました」とお礼をいうシーンもありました。子ども達にとっても分かりやすい話だったんですね。藤田さんのお子さんに感想を聞いたところ、「うれしかった」と話していました。働くお父さんに触れられて、お子さんも良い経験になったのだと思います。藤田さん、本当にありがとうございました。

 学校では、社会で働く様々な方からお話を聞く学習を今後も進めていきたいと考えています。皆様、よろしければ教壇に立ってみませんか。