日誌

子どもの問いを引き出そう:社会科の授業づくり研修

 先週の金曜日の放課後、校内研修で社会科の授業づくりについて研修を行いました。講師に相双教育事務所の國分指導主事をお迎えし、理論的な部分や実際の授業づくりに関わる部分まで、幅広く研修することができました。

 新学習指導要領のポイントとなる部分を確認した後、演習として、ある授業の導入部分のあり方をグループ検討しました。要点は「子どもが主体的に問題解決に取り組むためには…」という視点を持つことです。グループ内で様々な方法を出し合い、よりよい導入のあり方を協議しました。

 また、話の中で様々な教科書を比較する場面を設けて頂きました。例えば3年生や4年生の地域や県の学習の題材や、5年や6年の学習で資料提示をする際に参考とすることで、授業展開に幅ができると感じました。

 社会の中にある地理や産業・政治、歴史などの事柄から、「なぜだろう?」「どのようにしているのだろう?」をたくさん掘り起こし、理由を考えたり、工夫や努力を知ったりして、物事の裏にある大切なことを学びとれるよう、子どもの問い「なぜ・どのように」を大切にした授業を進めていきたいと思います。