日誌

あなたなら、どう言う(4年国語)

 4年生がタブレットを使って国語の勉強をしていました。

 「お姉さんが家に帰ってきたら、弟のおもちゃや本が散らかっていた。これからお姉さんの友達が来るのに・・。そんなとき、あなただったらどんな言い方をしますか?」という学習です。子ども達は画面を見ながら右側に自分ならこう言うという言い方を指で書きました。

 すると、「弟は散らかしていたのではなくて、棚を整理していたところだった、という事実が分かりました。だったら、どんな言い方をするか、左側に書き込んでね」と、2段構えの工夫がされていました。

 子ども達の間ではちょっとした言い方で大きなトラブルに巻き込まれるということが結構起こります。どんな言い方をすると相手が傷つかないか、学級全員の言い方を見て、よりよい言い方を考えて行く授業です。自分の言い方に注意して、相手の立場も考えてお話しするよう、国語の授業でも考えさせているのです。なかなかたいへんですが、とても重要な学習ですね。