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感謝して支え合うことが大切:3年道徳

 今日の2校時目は3年生の道徳の授業を参観しました。テーマは「自分を支えてくれる人」。考える道徳的ポイントは「感謝」です。まず、教科書で、用務員さんにいろいろなことで支えてもらっていることに気付いた男の子のお話を読みました。

 次に、「だれに、どんなことで支えてもらっているのか?」ということを子ども達に尋ねました。子ども達は、自分の考えをワークシートに書いていきます。お父さんやお母さん、家族、先生・・いろいろな人を連想し、書き込んでいく子ども達。書くスピードが早くなってきたような気がします。成長してきましたね。

 その後、「友だちとワークシートを見せ合って、自分とは違う考えやこれはいいなあという考えを見つけましょう。」と先生が働きかけました。

 このように、自分の考えを友だちに伝え、友だちの考えをもとに自分の考えを広げていくことはとても大切な学習です。本校の今年の目標は「考えをつなげよう」です。目標に沿った学習方法を実践しています。すばらしい。

 友だちは、どんな事を考えたのかなあ。「救急車の人、警察官」を考えた子がいました。なるほど。生活を支えてくれるのは「お店の人」と、考えた子もいました。中には、「市長さん」と考えた子も。今までのいろいろな学習をもとに考えた子がたくさんいて、先生も嬉しくなっちゃいました。

 いろんな人に支えてもらっている事が分かった子ども達に、先生は用務員さんから直接インタビューした動画を見せました。用務員さんが「子ども達に喜んでもらえるように頑張っています。」とお話しになったことをうけ、「うれしい」「ありがたい」と感じる子ども達。

 最後に、自分の周りの支えてくれる方々への気持ちをまとめさせたところ、下のような考えも出てきました。

 支えてもらうだけでなく、自分も支えて上げたい。「支え合うことが大切だ」という意見も出てきました。3年生なりにしっかり考える道徳の授業ができました。子ども達は着実に成長していることを実感できました。