原町第三中学校の紹介

 本校は、昭和36年4月1日、原町市立太田中学校と原町市立大甕中学校が統合され、原町市立原町第三中学校として発足しました。令和5年度の生徒数は64名。普通学級3、特別支援学級2の小規模校です。南相馬市街地から少し離れた農村部にあり、学校の周りには豊かな田園地帯が広がっています。

 生徒たちは明るく素直で、礼儀正しく、とてもさわやかなあいさつができます。校舎を取り巻く花壇には季節の花々が咲き誇り、廊下には昭和57年度からの卒業生の写真が掲示してあります。人も環境も大切にする学校です。生徒・教職員は、この伝統を大切にしながら、学校教育目標である「自主・寛容・挑戦」の実現を目指し、日々努力を重ねています。 

 「自主」とは、自分で決定したり、自分の意志で行動したりすること。自分らしく、自分の言葉で語り、行動することです。 

 「寛容」とは、心広く、人の言動を受け入れること。失敗や間違いを許し、自分とは異なる立場や考えを受け入れることです。

 そして、「挑戦」。学校は実験をする場です。いろいろなことに挑戦して経験を積む場であり、失敗したとしてもそこから学ぶ場でもあります。 

 寛容な雰囲気の中でこそ、自主性を発揮し、様々なことに挑戦することができます。新しいこと、異なること、より高いことに挑戦し、自分を広げていってほしいと思います。 

 「自主・寛容・挑戦」の教育目標の下、未来を見つめ、夢を語り、その実現に向けて努力する生徒を育成するとともに、地域・社会の一員としての生き方を考え、自他を尊重し、協働して課題を解決しようとする、たくましくチャレンジ精神にあふれた生徒を育成していきたいと思います。そして、誰もが自分らしさを発揮しながら、可能性を最大限に広げることのできる学校を目指します。どうぞよろしくお願いします。

 

                              令和5年4月 

                              南相馬市立原町第三中学校長 和田 節子

 

学校はココにあります。