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 太田小学校は、南相馬市原町区の最南端、相馬野馬追で有名な歴史ある太田神社の南に位置する小学校です。
 福島第一原子力発電所から約21kmの場所にあり、東日本大震災及び原発事故の影響を受け、一時は本校で学習できないという時期がありましたが、現在では、元の場所の本校舎で学習をすることができています。
 現在の児童数は1年生4名を含めて36名です。小規模校、少人数校となりますが、みんな兄弟のように仲良く、元気いっぱい学習に運動に励んでいます。今年度の学校の重点目標は「3つの合い+I愛」で、子どもたちが将来をよりよく生きる力の育成を目指します。また、地域・保護者の願いから、家庭地域との協働で達成を目指す重点目標として「礼儀正しく、思いやりのある子どもを育てる」を設定し地域とともにある学校を目指します。

こんなことがありました。 日誌

萱浜用水、すごい!【4年生社会科】

2025年12月12日 16時46分

4年生は社会科の学習で、県内の伝統や文化、先人の働きについて学習しています。

教材は南相馬市の萱浜用水。江戸時代につくられた用水ですが先人達の苦労と工夫が詰まった地域の用水です。

子どもたちは前時に萱浜用水がある場所の地形を地図を元に読み取り、「どうやって低い土地から高いところへ水を送ったのだろう」と問いを深めていました。授業では、早速、資料をさがし、「サイフォン式」という言葉を見つけました。担任がサイフォン式で水を送る様子を実際に見せたことで、子どもたちの納得が深まったようです。

昔の人の工夫や苦労が分かる貴重な地域教材を学習し、子どもたちはまた一つ、南相馬市の歴史や地域の文化を知ることができました。

【調べ学習の様子】

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【サイフォン式で水をくみ上げる】

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このサイフォン式の水のくみ上げを理解した上で、「硬い岩を掘るのは大変だったろうな」「ホースがないのにどうやったんだろう」など、先人達の苦労を考えることができました。

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