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 太田小学校は、南相馬市原町区の最南端、相馬野馬追で有名な歴史ある太田神社の南に位置する小学校です。
 福島第一原子力発電所から約21kmの場所にあり、東日本大震災及び原発事故の影響を受け、一時は本校で学習できないという時期がありましたが、現在では、元の場所の本校舎で学習をすることができています。
 現在の児童数は1年生4名を含めて36名です。小規模校、少人数校となりますが、みんな兄弟のように仲良く、元気いっぱい学習に運動に励んでいます。今年度の学校の重点目標は「3つの合い+I愛」で、子どもたちが将来をよりよく生きる力の育成を目指します。また、地域・保護者の願いから、家庭地域との協働で達成を目指す重点目標として「礼儀正しく、思いやりのある子どもを育てる」を設定し地域とともにある学校を目指します。

こんなことがありました。 日誌

命を守る学習【着衣水泳体験】

2024年7月16日 13時09分

日本赤十字社より講師をお招きし、着衣水泳を実施しました。

はじめに、講師の先生から「水の事故の実態」や「溺れている人を見たらどうすれば良いか」「自分が溺れそうになったらどうすれば良いか」について、スライドを見ながら教えていただきました。子どもたちは真剣に話を聴いていました。

 

また、ブルーシートを川や海に見立てて、実際に溺れている人見たらどうすれば良いかをロールプレイング形式で疑似体験しました。代表になった子どもたちは、「大人を呼ぶ」「浮く物を投げる」「棒などをさしだす」など学んだことを活かして、実際にさながらに教師を呼んだり、傘や棒を差し出したりしていました。講師の先生から、「棒を差し出したときに引きずり込まれそうになったら棒から手を離すこと」「物を投げるときは『これを使って!』などと声をかけてからペットボトルなどを投げ入れること」と言った具体的なアドバイスをもらいました。

 

最後に、実際にプールに入り、力を抜いて浮く体験をしました。

半数以上の子どもたちが上手に浮くことができるようになりました。

     

6月にプール開きをしてから約1ヶ月半、子どもたちは安全に水泳学習に取り組むことができました。

7月12日に学習の成果を「水泳発表会」で示すことができました。

保護者の皆様には、水着の準備や水泳発表会での応援、本日の着衣水泳の準備等、大変お世話になりました。