ようこそ! 石神第二小学校のホームページへ!!

  石神第二小学校は、福島県の太平洋側(浜通り地方)に位置する小学校です。東日本大震災及び東京第一原子力発電所事故から14年が過ぎましたが、引き続きフクシマの復興を発信できる人づくりに取り組んでいます。

令和7年4月1日現在、357名の児童が在籍しており、児童数も回復傾向にあります。

 令和7年度のスローガンは、「のち(命)を守ろう、ょうらい(将来)につなげよう、とうりゅう(二刀流)になろう」です。

全職員43名がワンチームとなり、学校を運営していきたいと思います。

 このホームページで、日常の教育活動や子どもたちの姿をタイムリーに発信していきますので、どうぞご覧ください。

 

こんなことがありました

エピペン講習会

2019年6月10日 18時30分

みなさんは「エピペン」というものを知っていますか?

「なにそれ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

エピペンとは、食物アレルギーなどによるアナフェラキシーショックが起こった時に太ももに打つ注射です。

石二小では、児童がアレルギーを起こした場合に備え、その対処について知る機会を設けています。

6月6日の放課後、保健室でエピペン講習会を行いました。

アレルギーを起こした児童役の教員に対し、養護教諭や応援に駆け付けた教員たちが聞き取りをしたり、状態に応じて救急車の要請を行います。

今回は、児童の状態が悪いということで、エピペンをすぐに打つことになりました。

児童が動いたり暴れたりすることが予想されるため、児童の身体を教員が2人以上でしっかり固定します。

エピペンを太ももに打った後は5秒間しっかり数えてからエピペンを離します。

いざという時にしっかり対応できるようにするため、真剣です。

こちらは練習用のエピペンを太ももに打つ練習をしているところ。練習用なので針は出ませんが、感覚をつかむことができます。

こちらは使用期限の切れた本物のエピペンを、布に包まれた鶏肉に打ち込んでいるところです。所有者の方に許可を得て3本譲っていただきましたので、3人の教員が実際に打ちました。「カチッ」と大きな音がして、練習用よりも大きな手応えがあった、との事です。

 

何も起こらないのが一番ではありますが、万が一起こってしまった場合に適切に対処するため、正しい知識を身に付けたいということで本研修会を実施しました。