平成31年度までの学校日誌

避難訓練

2017年11月24日 12時09分

 今日の3校時、「大規模な地震発生後に理科室より出火。西よりの風にあおられて他教室に延焼のおそれあり。」という想定の下、予告なしの避難訓練を行いました。
 生徒は授業開始直後の突然の非常ベルの音や緊急放送に驚いた様子でしたが、整然と素早く校庭北側に避難することが出来ました。

 全体指導では、防災担当の松本誠喜先生より次のような指導がありました。
・東日本大震災の教訓を風化させないこと
・火災の際、有害なガスを吸い込まないようにするため、ハンカチを身につけておくこと

 つづいて、南相馬消防署桜井様より次のように講評をいただきました。
・災害は思いがけないときに発生する
・今回の予告なしの避難訓練で、できたこと、できなかったことを反省し、今後に生してほしい
・学校外では、自分の命は自分で守らなければならない
・また、自分より小さい子どもの命も守らなければならない

 さらに、初期消火訓練では小野田様より消火器の取扱い方等についてご指導をいただきました。
 ・「火事ぶれ」を行い火災発生を周囲に知らせる
 ・消火器を運ぶ
 ・ピンを抜く
 ・先端を握る
 ・レバーを握る

 また、その際の注意事項についてもご指導いただきました。
 ・消火器のある場所を把握しておく
 ・避難経路を確認しておく
 ・風上に立つ
 ・炎が天井まで上がった時は、避難を優先する

 訓練の最後に、安全委員会委員長 髙橋理子さんが、御礼の言葉を述べました。
(抜粋)
 今日は、予告なしの避難訓練ということでベルの音に驚きました。季節的にも暖房を使用する機会が増えてきました。乾燥しがちなこの時期は、火災発生の割合が高まっています。今日ご指導いただいた、「自分の命は自分で守り、周りの人の命も守らなければならないこと」、実際に火事や地震が起きたときの対処法や消火器の使い方について、学校のみならず、自分たちの生活する地域社会においてでも実践していけるよう、取り組みたいと思います。 
 



 ぜひ、ご家庭でも、今回の避難訓練について話し合う時間を設けていただき防災意識を高めましょう。