原三小日々のブログ

「わたり」と「ずらし」って? (複式学級指導)

少人数の場合(16名以下)の場合、2つの学年が同じ学級で学習する場合があります。

これを「複式学級」といいます。

ですが、2つの異なる学年が一緒に学習をするには、いろいろな弊害が出てきます。先生は一人です。

そこで生まれた指導法が「わたり」「ずらし」という指導法です。

「わたり」とはそれぞれの学年の指導に先生が移動して指導することです。

「ずらし」とは、一方の学年に先生が指導に入っている時、もう一方は自分たちで学習をすすめるようになる方法です。

2つの学年が異なる学習をすすめるために、先生が直接指導にかかわる時間と間接的にかかわり、自分たちで学習をすすめる時間を生み出すのです。

この指導を経験した先生・できる先生も少なくなってきました。

 

この指導法をみることができました。

(直接指導を受けている学年)

 

(先生が来るまで自分たちで学習をすすめています。児童がミニ先生になって学習することもあります。)