石神第二小学校
放送集会で追悼を行いました
本日、今年度最後の全校集会を行いました。
校長先生から以下のようなお話をいただきました。
今日で東日本大震災からちょうど10年が経ちました。
当時の衝撃は今でも忘れることはできません。
我々の役目は、震災当時の記憶を後世に伝えていくこと、そして、亡くなった方や遺族の方の思いに沿い、失われた命の分まで生きることだと言えるでしょう。
次に、6年生の児童代表が、震災への思いを込めて、全校生へ向けてメッセージを伝えました。
~児童代表メッセージ~
今日で東日本大震災から10年が経ちます。
ぼくたち6年生は実際に東日本大震災を経験しています。
まだ小さかったから記憶にないかもしれませんが、この地震でたくさんの人の命がなくなりました。皆、津波から逃げることで必死でしたが、それでも命を失った人もいるそうです。
その中、ぼくたちは、今こうして幸せに生きていること、それを当たり前だと思わないでください。
ぼくたちがこうして幸せに暮らせているのはお父さん、お母さんはじめ、まわりの大人たちのおかげです。
いつもお母さんとけんかしている人がいたら、「お母さん、ここまで育ててくれてありがとう」と伝えてみましょう。
さて、(この後、参加する)今日の植樹式は、震災から10年を記念してだそうです。
ぼくたちのすむ、南相馬市も、この10年間で元の姿を取り戻しつつありますが、今もそれぞれの仕事についている人たちが、福島の復興に向けてがんばっています。
ぼくたちも、10年前の震災を忘れることなく、たくさん学んで、いつの日か地元の復興の手助けができるように、それぞれの夢に向かって力強く努力していきましょう。
最後に、震災で被害にあわれた方々を偲び、全校で黙とうを捧げました。
その次は表彰を行いました。
税に関する絵はがきコンクール、書きぞめ展、漢字検定で優秀な成績を収めた3名の児童が表彰されました。
みなさん、がんばりましたね!
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