エピペン講習会

みなさんは「エピペン」というものを知っていますか?

「なにそれ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

エピペンとは、食物アレルギーなどによるアナフェラキシーショックが起こった時に太ももに打つ注射です。

石二小では、児童がアレルギーを起こした場合に備え、その対処について知る機会を設けています。

6月6日の放課後、保健室でエピペン講習会を行いました。

アレルギーを起こした児童役の教員に対し、養護教諭や応援に駆け付けた教員たちが聞き取りをしたり、状態に応じて救急車の要請を行います。

今回は、児童の状態が悪いということで、エピペンをすぐに打つことになりました。

児童が動いたり暴れたりすることが予想されるため、児童の身体を教員が2人以上でしっかり固定します。

エピペンを太ももに打った後は5秒間しっかり数えてからエピペンを離します。

いざという時にしっかり対応できるようにするため、真剣です。

こちらは練習用のエピペンを太ももに打つ練習をしているところ。練習用なので針は出ませんが、感覚をつかむことができます。

こちらは使用期限の切れた本物のエピペンを、布に包まれた鶏肉に打ち込んでいるところです。所有者の方に許可を得て3本譲っていただきましたので、3人の教員が実際に打ちました。「カチッ」と大きな音がして、練習用よりも大きな手応えがあった、との事です。

 

何も起こらないのが一番ではありますが、万が一起こってしまった場合に適切に対処するため、正しい知識を身に付けたいということで本研修会を実施しました。