こんなことがありました!

小高工業高校出前講座

 9月18日に、県立小高工業高校による出前講座が、4年生と6年生でありました。
 まず、4年生では、工業化学科1年生の生徒さんが、「ゴミと環境」をテーマに話をしてくれました。4年生は、社会科で「ごみのしょりと利用」について学習を進めています。先日はクリーン原町センターで見学学習を行ってきました。今回の講座では、映像を交えたプレゼンテーションで、視覚的にも分かりやすく説明してくれました。
 6年生では、電気科3年生の生徒さんが、「発電について」をテーマに話をしてくれました。6年生は、総合的な学習の時間に、「身の回りの環境に目を向けよう~クリーンなエネルギーについて考えよう」の学習を進めています。子どもたちは“再生可能エネルギー”に注目し、太陽光発電や風力発電などについて調べています。今回の講座では、生徒さんたちが自ら作製した実験装置を持ち込み、発電の仕組みについて分かりやすく説明してくれました。子どもたちは、実際に装置を操作する体験を通して、電気を作ることの大変さや実験の楽しさを感じ取ったようです。中でも温度差や圧力を利用して電気を作ることができるということには、強く興味を持ったようです。6年後、今回見たような装置を作る子が出てくるかもしれないと思うと、ワクワクしてしまいました。
 震災前から、小高工業高校の生徒さんはもの作りの楽しさや実験の楽しさなどを小学生に伝えようと、今回のような出前講座を実施していたそうです。小学校・中学校のつながりだけでなく、小学校・高等学校のつながりも、子どもたちにとって効果的な支援になると感じました。今後も活用していけたらと思います。