学校の様子から

出来事

公園で遊ぶのは,楽しいな ~1年生校外学習~

 今日は,1年生の校外学習がありました。目的地は,原町高見町公園です。小高小の1年生と一緒に行ってきました。1年生は,出発前からニコニコ,ワクワク(^_^)v
「行ってきまあす!!」
元気なあいさつをして,出発しました。

 空模様が心配されたのですが,なんとか天気も持ちこたえ,高見町公園の遊具で楽しく遊ぶことができました。

 子供達は遊びの中で様々なことを学びます。遊具を使う時に順番の取り合いなどが起これば,時にはぶつかり合うこともあります。でも,そのようなトラブルを乗り越えることで,互いに譲り合うことの大切さや,一緒に遊ぶことの楽しさなどを学んでいきます。まさに「体験を通して学ぶ」ということです。
 これからも,校外学習を通して,子供達に実感を伴う学びを味わわせていきたいと考えます。

複数の目で,子供を育てます ~TTの授業~

 ご存じの通り,本校は,現在,福浦小,金房小との3校合同での生活を営んでいます。合同の生活は時には不便なこともありますが,その何倍ものよさもたくさんあります。
 その一つが,各教室に複数の教員が配置されているということです。一人の教員が授業を進め,もう一人の教員が個別に指導をしたり,習熟度別に指導を行ったりすることで,子どもたちに確かな学力を定着させることができます。また,子ども一人一人に関わる時間が多くなり,小さな変化をしっかり見つけていくことができます。
 今後予定されている授業参観では,複数教員での指導のよさという視点からも,ご覧いただければありがたいです。

心をささえてくれています ~県スクールカウンセラー~

 避難を続ける小高区の小学校には,心のケアのためスクールカウンセラーが来校しています。文科省からは今中紀子先生,県からは蓮池幸一先生のお二人です。月に1~2回来校してくださいます。
 子どもたちのがんばったことや気になったことを丁寧に見て,複数の目で子どもの心のケアにあたっています。
 保護者の皆様の個別の相談にも応じますので,いつでもご連絡ください。

仮設体育館で貴重な体験  ~鑑賞教室・下学年~

 今日は,下学年の「鑑賞教室」がありました。上演された劇は,「オズの魔法使い」です。子供達の大好きなファンタジー作品です。 

 登場人物は,主人公の少女ドロシー,知恵の無いカカシ,心の無いブリキの木こり,臆病なライオン。それぞれの願いを叶えてもらうため大魔法使いの「オズ」に会いに行きます。
 話が進むにつれ,子供達は役者さんたちの迫力ある演技にどんどん惹きつけられていきました。そして,弱さと強さをもった魅力あふれるキャラクターが成長していく様子から,いろいろなことを感じたようです。

 90分の上映時間は,あっという間に過ぎました。本物を見る体験は,子どもたちにとって貴重なものになりました。仮設体育館で初めて行われる鑑賞教室は,子供達にとって,忘れられないものとなりました。
 
 

本物に触れる,豊かな体験  ~鑑賞教室・上学年~

 今日は,上学年の「鑑賞教室」が行われました。バスに乗って,ゆめはっとまで行き,広い会場で鑑賞することができました。上演されたのは,「パパはマジシャン」という現代劇でした。
 病気で目が見えない女の子が主人公です。そして,主人公のパパは,一流のマジシャンです。でも,なぜか舞台に立とうとはしません。話が進むに連れ,その謎が少しずつ明らかになっていきます。
 劇の中では,本当の手品を見る場面や思わず笑ってしまう場面などもあり,子どもたちは,最後まで楽しく鑑賞することができました。プロの俳優さんの演技は,子供達を劇の中にぐんぐん引き込んでいきました。気がつけば,あっという間に劇が終わっていました。
 今回,本格的なホールで,普段の生活ではなかなか出会うことのできない,本物に触れることができました。このような体験は,子供達が心身共に健全に成長していく上で欠かせないものです。これからも,本物に触れる体験を大切にしていきたいと考えます。