こんなことがありました!

2018年3月の記事一覧

離任式を行いました

 さわやかな春の風に花壇の花々が揺れています。3月28日、春の陽気のなか、離任式を行いました。

 

 代表児童が7名の転出職員へのお別れの言葉を述べました。

 「片平教頭先生に、一緒に遊んでもらったことを覚えています。陸上のご指導ありがとうございました。木村先生は、全校朝会での歌の指導をしてくださいました。おそうじの仕方も教えてくださりお世話になりました。尾形先生のおかげで、勉強・陸上を好きになり、学校に行くのが楽しみでした。朝の陸上練習がない日はちょっと寂しかったです。黒田先生は、音楽祭練習で厳しく指導してくださり、音楽祭当日は黒田先生の顔を見るとうまくいきそうな気がしてきました。椎名先生は、児童会担当の先生でした。何事も決めるのが早く、すごいなと思っていました。奥村先生は、いつも職員室にいらっしゃり、学校で私たちが勉強に必要な物を買ってくださいました。森さんの作ってくださる給食がおいしく、家ではあまり食べられなかったきのこや野菜が食べられるようになりました。本当にお世話になりました。」

 

 つづけて、転出なさる職員からあいさつがありました。

 初任校である本校に3年勤務された先生からは、受け持っていた学年の児童へ向けて、「あなたたちの卒業を見届けることができなくて、ごめんなさい。ですが、勝負しましょう!!先生も次に行く学校で、新しいことに精一杯取り組みます。1年後、お互いに成長した姿を見せ合いましょう。その日を楽しみにしています。離れていても、ずっとあなたたちのことを見守っています。」というメッセージは、その学年の信頼関係そのものでした。

 

 代表児童が花束を贈呈し、“別な学校へ行かれてもがんばってください”の気持ちを込めて、全員で校歌を歌いました。

 

 保護者のみなさま、地域のみなさま、本校在任中の7名の教職員へのご厚情に深く感謝申し上げます。

 平成30年度、また新しい組織での学校運営となりますが、これまで同様のご理解とご協力をお願いいたします。

23名の旅立ち

 3月23日(金)、平成29年度 修・卒業証書授与式を行い、23名の卒業生が旅立ちました。

 

 卒業証書授与のときの卒業生の姿は、堂々としていて立派でした。

 卒業式の終盤の「別れの言葉」では、卒業生は支えてくださった方々への感謝の気持ちや6年間の思い出を述べ、在校生は、今までお世話になった気持ちを卒業生へ伝えました。お子様の成長に、思わず涙ぐむ保護者の方もいらっしゃいました。

 

 こみ上げる思い出に涙、涙の6年担任とは対照的に、卒業生は、晴れ晴れと彼ららしく未来へ歩みはじめました。

 

 保護者のみなさま、お子様のご卒業、本当におめでとうございました。中学校でのさらなる活躍を、教職員一同願っております。

修・卒業式全体練習

 本日2校時目に、修・卒業式全体練習を行いました。卒業生にとっては6年間の成長を保護者の方に見ていただく総まとめ、在校生にとっては今年度のまとめとなる大切な式です。

 今回の練習は、式での姿勢・起立・礼等の基本の動き、別れの言葉、歌についての確認と指導です。

 

 全体練習にあたって、教務主任から、式に臨む心構えについてお話がありました。

 修・卒業式のキーワードは、「し」・「よ」・「う」です。この3つの出来栄えが式を左右します。

 「し」は姿勢、「よ」は呼びかけ(別れの言葉)、「う」は歌です。卒業生・在校生ともに心を合わせましょう。

 全校児童で立派な修・卒業式に「し」「よ」「う」!   という内容でした。

 

 起立の際には音を立てないこと、礼は1・2・3のリズムで行うこと等説明があり、何度も動きを確認しました。

 その後、別れの言葉と式歌の練習を行いました。

 

 本日は、体調不良で1名が欠席でした。修・卒業式を控えた1年で最も大切な時期です。あす・あさってとお休みとなりますが、けが・事故・インフルエンザ等には十分注意し過ごすよう、ご家庭でもご指導のほど、よろしくお願いします。

 

自分の命を自分で守るために

 3月9日3校時、第3回避難訓練及び復興慰霊行事を行いました。

 今回の避難訓練は、”給食室から火災が発生。給食室から離れた経路で避難する。”という想定です。

 

 「避難訓練、避難訓練。給食室より火災が発生しました。先生の指示を聞き、走らないで避難しなさい。」という放送を聞き、落ち着いて体育館へ避難しました。本来の第一次避難場所は校庭ですが、雨天により、体育館に変更となりました。全員の避難と本部への人数報告が完了するまで要した時間は、3分32秒でした。

 

 全体指導では、教務主任から、『自然災害はいつ起きるか分かりません。地震が発生すると、それに伴い、津波や火災が発生する可能性があります。きょうのように「お か し も」を守り、避難しましょう。』とお話があり、「黙祷」の合図で、静かに祈りを捧げました。

 

 つづけて、復興慰霊行事として3年生以上の代表児童による作文発表がありました。

 3年生代表の児童の「ぼくは、東日本大震災のことをあまり覚えていません。大きな地震は起きてほしくありません。」という言葉に、流れる時間のはやさを思い知りました。

 

 大切なことは、自分の命は自分で守るということです。自然災害が起きたときには、正しい情報を得て、まずは自分自身の命が助かるよう行動することが最優先です。命より尊いものはありません。

 震災から学ぶべきことはたくさんあります。いざという時のために訓練をし、きょうこうして生きていることを当たり前と思わず、丁寧に日々を重ねていきたいものです。

お世話になった6年生に感謝の気持ちを込めて

 3月1日3校時目、6年生を送る会を行いました。5年生がリーダーとなり、企画・準備を進め、当日を迎えました。

 

 入場は、6年生1人ひとりの名前だけでなく、これまでの活躍やどんな存在だったかを振り返る紹介文付きでした。

  「○○委員会の委員長として、在校生を引っ張ってくれました。」

  「みんなにとって、とっても頼れるお姉さんのような存在でした。」

 

 校長先生からは、「早いもので、6年生と一緒にいられるのも、残りあと15日(3月1日時点)となりましたね。中学校に行っても、勉強に部活動にがんばってください。きょうは、在校生とゲームなどをして楽しみましょう。」とお話がありました。

 

 ゲームの司会進行は、今年度宿泊活動の大スタンツ大会で優勝した5年生2名が担当しました。

 前半のゲームは“じゃんけんタワー”です。タワー状に配置された6年生とじゃんけんをして、勝ったらどんどん先に進むことができ、負けたら列の後ろに並びまたじゃんけんをするというゲームです。後半のゲームは“グループ作り”です。太鼓の音をよく聞き、鳴った音の数と同じ人数でグループを作り、その際なるべく6年生を含むというゲームです。この2つのゲームで、6年生と楽しくふれあいました。

 

 ゲームの後には、6年生へ心のこもったプレゼントが送られました。在校生からの寄せ書きを1・2年生が手渡しました。これまでの成長を振り返るスライドショーがありました。そして、全校合唱として世界に一つだけの花を歌いました。

 6年生からは、代表児童から感謝の言葉と6年生全員のダンスがありました。ダンスは、この日のために、6年生3名の女子が中心となって振り付けを考え、練習を重ねてきたのだそうです。

 

 在校生がアーチを作り、6年生はアーチをくぐり退場しました。

 

 高平小学校の最高学年として、さまざまな場面で下級生を引っ張り、お手本となってくれた6年生。送り出すのは寂しい気持ちもありますが、中学校でも活躍することを期待しています。