2016年8月の記事一覧

相馬地方(郡)中学校英語弁論大会に出場しました。

夏休み中,遠い仮設校舎まで毎日通い,「英語弁論大会」(中学校教育研究会主催)の発表に向けて,練習を重ねてきました。
いよいよ本日,その発表のステージが,
相馬市民会館で行われました。



創作の部に出場した牛来麗奈さんが第2位入賞、暗唱の部に出場した黒木 萌さんが優良賞を獲得しました。夏休み中、部活動や県合唱コンクールの練習でも忙しい二人でしたが、限られた時間の中で集中して練習に取り組み、素晴らしい成果を得ることができました。
二人のひと夏のがんばりに大きな拍手を送ります。

国際ソロプチにスト「思春期保健講座」(1年生)

きょう6校時は,1年生の「思春期保健講座」です。小高中学校では,「国際ソロプチにスト」という働く婦人を中心とする国際組織の支部の方々毎年お世話になっています。
今回は「1年生」が対象です。
1年生は,大震災の当時,小学校2年生を修了しようとしていました。小学校3年生からずっと避難生活を続けています。
「思春期」といわれる,第二次成長期の1年生にとって,自分自身を知り,自分を大切に素敵に成長させるために必要な学習をすることができました。
今後,成長過程にあわせた「思春期講座」で,学習を重ね,素敵な社会生活を営む,自立した社会人に育つことを願っています。

小高中学校,2学期スタート!

夏休みも,なごり惜しく終わりを告げ,きょうからは新たに2学期が始まりました。

小高中学校の仮設校舎に登校した現在88名の皆さんは,全員元気で,久しぶりに会う友達との再会を楽しんでいました。
1,2年生の多くは,連日の部活動で,ほとんど登校していました。特設合唱部では,3年生が,23日の地区大会の出演に向けて,仮設校舎や,さくらホールでの練習に通っていました。


始業式の今日,校長先生から,新たな感動を求めて,自分の目標に向かって学習に,運動に努力しましょう,とお話がありました。ぜひ,自分のよさを,どんどん伸ばして,充実した2学期にしてほしいと思います。

朝霧を突いて特設駅伝部の練習~!!

きょうは「特設駅伝部」の練習をご紹介いたします。
特設駅伝部の練習は,ソフトテニス部やサッカー部,バスケットボール部など,所属の部活動が9時からの練習開始を前に,練習を行います。
 
「なるほど,朝練みたいなもんかね。」  朝練にはまちがいなのですが,小高中学校の部員は,夏休みも部活動用のスクールバスで鹿島の仮設校舎に集まって練習します。そのため,・・・・・・
 

相馬,原町ともに朝,6時30分発のバスで,鹿島小学校に7時20分ごろに到着します。
7時30分から,特設駅伝部の練習が開始します。

鹿島小学校から東,右田浜の方角を目指し走りこみます。
朝日もすでに高く,気温がぐんぐん上がる中,特設駅伝部の練習熱も,日に日に燃え上がり,チームとしての統一感が強くかんじられるようになりました。

 

夏本番,合唱♪♪本番ステージめざして練習

ちょっと遅めの梅雨があけたと思ったら,連日の猛暑~。
外での活動には躊躇してしまいそうですが,仮設の鉄板校舎は,室内も暑い・・・。
外から鉄板が熱せられてますから,中はまるで「オーブン」のような状態です。

そんな環境にもめげずに,第70回県下小中学校音楽祭「合唱」相馬地区大会のステージをめざして,特設合唱部の皆さんの練習は,いっそう熱が入っています。


仮設校舎には,アップライトピアノが1台しかありません。
小高の本校舎には,3台のグランドピアノがあります。(でも,もうカビだらけ・・・)


現在,7名の合唱部員が3年生を中心に練習を引っ張っています。そこに,特設合唱部として,歌うことが好きな,ハーモニーの輪を求めたメンバーが加わって,県大会でのステージを想定しながら,練習しています。

 第70回福島県下小中学校音楽祭第1部「合唱」相馬地区大会   
    〇   8月23日(火)13:30~開会
    〇   鹿島区さくらホール


余談: この大会,今年で70回。第1回大会で中学生の時に参加経験のある方は,84歳をお迎えになるのです。
          この大会で指導者としてご活躍なされた有名な先生方も,すでにお亡くなりになられた方が多く,歴史の重さを感じます。
          管理者も,この大会の運営に30年もの間携わってきました。 これからも途絶えることなく,小,中学生の感性の育成と
          音楽活動の追求を舞台を通して高める機会が続きますことを願っております。

電子黒板にデジタル教科書!!今や時代はITからICTへ~

では,次の問題!。
「電子〇〇」5つ答えよ!!。ファイブ,ボンバー。

「え~と,電子オルガン。」  ピンポン♪
「電子計算機」   ピンポン ♪
「電子,ん~と,ん~と,電子レンジ」  ピンポン♪
「電子辞書ォ~!」 ピンポン♪,ピンポン♪
「えーと,えーと,えーと,,,,あと,なにあったっけかぁ~・・・・えっとォ~,,」・・・・ボッッカァ~ン!!!


実は,本校(小高本校)にも,電子黒板は既に1台整備され,震災前に活用されていました。
サイズは51インチで,当時の電子黒板では超高額品だったと思います。

このたび,南相馬市では,全ての小中学校の各クラスに電子黒板が配備されました。
製品はかなり改善されています。例えば,画面のセンサーと液晶パネルが始めから一体化され,スピーカーも内臓です。画面の大きさはなんと65インチ サイズ。縦の長さは,今使っている普通の黒板とほぼ同じ寸法です。

機能も改善され,性能も向上しています。
「やっぱり授業は,黒板とチョークでしょ!」
と言い切っていたベテラン先生も,「ん~,これはイイかも。」と授業への期待は高まります。

さらに,「デジタル教科書」とやらも!!。教科書といえば,裏に「文部科学省検定」と重々しく記載され,さらに,以前にはとっても安い値段も表記されていた時代もありました。


それが,教科書の挿絵が動いちゃうんですから~。まるで,魔法省の教科書みたい。もう,肖像画に落書きはできませんよ!。(まだ生徒用はありません)
学校も ICT を活用して各教科を学び,急速に進化する時代の先端を行く人材の育成を求められているのかもしれません。