日々の出来事

11年前のこの日に思いを寄せて

 3月11日(金)震災追悼集会を行いました。

 

校長先生が

今日は特別な全校集会だよ、とおっしゃって

11年前の今日の出来事を話し始めます。

 

 

11年前

まだ生まれていなかった人もいた時

2011年3月11日 午後2時46分 

日本で一番くらい大きな地震がきたこと

 

海側には津波  

一番高くて18m  

校舎の倍近くの波がおしよせ

小高駅の線路のそばまで津波がきたこと 

 

原子力発電所が爆発してしまい

みんなちりぢりに避難したこと

 

小高小は

鹿島のプレハブ校舎で勉強をしていたこと

 

多くの人が波にのまれてしまったあの日から

11年がたって

小高区に700人ほどいた小学生は

今は62人

 

だから みんなは小高の宝物

これからどんなことをしていくのか

何を勉強していくのか

よく考えて過ごしてほしい

自分の大切な命

 

希望を見つけて生きていってください

 

 

 

子どもたちは、真剣な表情で

画面越しの校長先生の話にじっと耳をかたむけていました。

 

 

 

 

 

安全担当の先生からは、地震や災害への備えについて話がありました。

1人1日 どのくらいの飲み水が必要でしょうか。(答え 3リットル)

  

災害時、どこに逃げればいいか

おうちから持っていくものは何か

を話し合っておくと安心ですね、とお話しましたので

子どもたちの命を守るため

ぜひご家庭でも話題にしていただけますと幸いです。