日々の出来事

後続刺激が大切です ~特別支援教育講話~

 今日の放課後は,以前からお願いしていた「特別支援教育講話」の研修でした。

 昨年度から本校のスクールカウンセラーをお願いしている星槎大学大学院教育学研究科教授の西永堅先生に「通常学級に在籍する特別支援を必要とする児童へのい支援のあり方について」という表題で,教職員向けに講話をしていただきました。

 教育の現状分析について教育相談の側面からお話いただき,「自分に合った教育課程を選べていない」ことが,学校生活不適応をより問題化させているという指摘をされました。

 また,発達の違いを「背の高さ」に例えたり,「無気力と不安」の原因が本人に合っていない課題であるという指摘をされたり,小学校教職員の私たちに分かりやすいようにかみ砕いてお話いただきました。

 応用行動分析の説明では,行動の原因やきっかけよりも,結果や機能を重視して,フィード・バックをもっとも重視する褒め方が大事だとする考え方(後続刺激)をすることが大切だと話されました。

 日頃の様々な場面が,思い出されるお話でした。西永先生,ご講話,ありがとうございました。