日々の出来事

福祉体験学習

9月22日(木)社会福祉協議会の方にご協力いただき、6年生が福祉体験学習を行いました。

児童たちは、ゴーグルや手袋、おもりの入った装具をつけることによって、高齢者の目の見え方や手足の動き方を疑似体験しました。その状態で実際に歩いたり、タブレットを操作したり、はさみで紙を切ったりすることに挑戦しましたが、どの児童も悪戦苦闘していました。いつも当たり前にできていることが高齢者になると難しくなることに気がつきました。

また、児童の質問にもていねいに答えていただきました。

Q 福祉に関する資格をとるためにはどうしたらいいのですか。

A 福祉に関する知識を知ったり、お世話の仕方が学べたりする専門の学校に行き、試験を受けて合格すると資格がもらえます。中には国家資格といって国で行っている試験もあります。

Q 福祉に関する仕事はいくつくらいあるのですか。

A  福祉の仕事はとても多くて、高齢者や障がいのある人たちの施設だけでなく、赤ちゃんや小さな子どものための乳児院や保育施設、また刑務所などでも求められる仕事です。

Q みんなにやさしい社会にするためにどんな取り組み例がありますか。

A 手話言語条例という、手話を使っている人がもっと便利に生活できるようにというきまりができました。

今日の学習がきっかけとなり、将来の福祉の仕事につく人もいるかもしれません。社会福祉協議会のみなさん、どうもありがとうございました。