日々の出来事

今中紀子先生、10年間ありがとうございました ~今中先生とのお別れ会~

 10月26日は、私たち小高小学校において、寂しい一日になりました。

東日本大震災以降、仮設校舎での時期、小高4小時代、そして新生小高小学校と、10年間に渡って本校のスクールカウンセラーを勤めていただいた、今中紀子先生の小高小学校での勤務が最終日だったからです。

 これまで、先生には、休み時間や授業の合間に、児童一人一人に対する定期的なカウンセリングをしていただいただけでなく、授業に入っていただいてSSTなどを教えていただきました。また、授業もよく参観されて、教える側の教員にも様々なアドバイスをいただきました。

 10年間に今中先生に相談したり話をしたりした卒業生や現児童は相当な数になるはずです。今中先生には、助けていただくばかりでしたが、この日、お礼を兼ねて児童会委員会主催のお別れ会が開かれました。

 はじめに、校長先生から今中先生は、今の3年生が生まれた頃から小高小学校のためにカウンセリングを続けてこられたことや、たくさんの先輩たちが話を聞いていただいて助けてもらったことを紹介していただきました。

 その後、今中先生からお話をいただいた後、児童からお別れの言葉の発表があり、10年間の感謝の気持ちを込めて花束と記念品をお渡ししました。

 今中先生からは、「あいさつを自然にずうっとできるようにすること」「(我慢して苦しくならないように)自分の考えを誰かに伝えること」「一人で悩まないで、助けてくれる人やヒントをくれる人などに打ち明けること。必ず(自分のことを)見てくれている人がいるから」というお話がありました。

 今中先生、小高小学校のためにありがとうございました。