日々の出来事

平成31年度 修了式

 

 今朝はいつもよりも一段と暖かさが感じられる朝でした。
 暖かいぬくもりに包まれながら、本日、無事に修了式を迎えることができました。

 修了式に先立ち、初めに表彰伝達と意見発表が行われました。

 

<表彰伝達>

 表彰伝達では次の表彰について、校長先生より伝達していただきました。
 ・第27回馬陵杯中学生バスケットボール大会 女子:優勝、男子:準優勝
 ・英語技能検定合格者


<意見発表>
 意見発表では、1・2年生の代表生徒より、この1年間の振り返りや次年度に向けた抱負について発表してもらいました。

 1年生代表生徒による意見発表


 検定試験や生徒会など、様々なことに挑戦することができましたが、忙しい中学校生活の中で体調を崩すこともありました。これからはこれまでの先輩を見習い、2年生になったら、先輩と後輩を支え、更によりよい学校生活を送れるようにしたいです。(一部抜粋)

 

 2年生代表生徒による意見発表


 部活動では県大会を目指し、1日1日を大切にして練習に集中するとともに、後輩の指導にも力を入れて、県大会出場を実現させたいです。学習面では、入試制度が次年度から変わります。文武両道となるように復習にも力を入れ、1カ月ごとにある実力テストにもしっかりと目標を掲げて臨みたいと思います。最後の学年、毎日、友人との時間も大切にして最上級生らしい生活を送りたいです。(一部抜粋)

 

<修了式>
 初めに修了証書授与がありました。校長先生より1・2年の各代表生徒に修了証書が手渡されました。

 

     1年生代表            2年生代表 


 校長式辞では、次のようなお話をいただきました。

 先日の卒業式での校歌は、みんな一生懸命に歌えておりすばらしかったです。
 校歌の3番目の歌詞に「流れゆく 時間のなかで」という歌詞があります。1年生は入学してから1年間、2年生は2年生としての1年間、どんな1年間だったですか?様々な人々との出会い、同級生と友情を育み、部活動では感動的な場面もあったと思いますが、苦しく、忍耐という文字の合う日々もあったのではないでしょうか。
 この1年間を乗り越えた皆さんは4月から、2年生は3年生に、1年生は2年生になります。1年間という日々をどのように過ごすのか、ぜひ1日1日を積み重ねていってほしいと思います。
 昨夜、野球で有名な鈴木一朗選手が引退するというニュースが流れました。日米通算、4367安打、世界1位です。あと200本あるとちょうど4567安打となって覚えやすい数字になるなあと思いましたが、このようなものすごい記録を打ち立てました。数々の会見の中で、すばらしい言葉も聞かれました。流れゆく時間の中で、4367安打を打ち、大リーグでも最多安打を打った一朗選手は、会見の中で「努力」について、「努力は人それぞれ違う」と言っていました。あることをつかみとるためには、4367安打の記録を得るためには、今やらなければいけないことをまさに日々、コツコツと積み重ねることが大きなことにつながるということです。
 報徳仕法の言葉が鹿島中学校の校舎内のあちこちに看板として掲示されています。その中で、体育館に来る手前の北校舎の壁に掲示してある「積小為大」という言葉がありますが、日々の積み重ねはまさにこの言葉の意味「小さなことを積み重ねることで大きなことにつながる」に通じるところだと思います。
 長い人生の中で日々、1日1日、取り組みを積み重ねていくことが大きなものをつかむことにつながります。皆さんは1年間よく頑張ったと思います。4月からも、1日1日を大切にして頑張ってください。

 

 明日から春休みとなります。交通安全に気を付けるとともに、「流れゆく 時間のなかで」「眞と善 ひたに追わなん」の気持ちで、有意義に過ごしてほしいと思います。