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体温を上げて免疫力を高めよう

 昨日の始業式の際に、養護教諭から子ども達へ「免疫力を高めよう」という話をいたしました。

 私たちの体内では、免疫があらゆる病気や不調などと戦ってくれています。この免疫の力を高めておくことはコロナなどの感染症対策にも有効です。では、どうやって免疫力を高めればいいのでしょうか。養護教諭からは3つのポイントについてお話がありました。

①体温を上げて免疫力アップ

 免疫力を高めるためには体温を上げることが効果的です。(免疫細胞は温度が高いと活発化する性質があり、体温が1℃上がると免疫力が5~6倍上がるといわれています)では、どうやって体温を上げるのか。ずばり、朝ご飯をきちんと食べることです。朝ご飯で栄養をとることで体温が上がり、免疫力もアップします。朝ごはんをしっかり食べて登校しましょう。

②運動をして筋肉を付けて冷えない体を作る

 運動をすると筋肉が動いて体温が上がります。これは体を動かすことによって血行が促進され、体のすみずみまで酸素や栄養が届けられているからです。体温が高くなると、血液中の白血球に含まれる免疫細胞が活性化されるため、免疫力が高まります。日頃から運動を行い、筋肉を付けておくことはとても大切なことです。もちろん、一時的な運動をして体温を上げることでも、体内の病原菌が死滅する可能性が高いといわれています。

③決まった時間に起きる

 規則正しい生活は免疫力アップに欠かせません。また、良い睡眠を取ると体がリラックスし、免疫細胞が活発に働きだします。さらに、睡眠中の夜10時~朝2時ごろまでの間は成長ホルモンがたくさん分泌される時間帯です。成長ホルモンは体のあらゆる部分の修復をしてくれます。夜9時頃には就寝し、朝6時頃には起床する生活を継続することが免疫力アップにつながります。

 養護教諭はもう少し分かりやすい言葉で説明しました。是非、ご家庭におかれましても、朝ご飯や運動、睡眠などに注意して生活するよう子ども達にお話しください。