ただ答えを求めればいい、ではダメなんです
3校時に4年生の算数の授業を参観しました。内容は「1.53+2.41」という1/100の位まである小数の足し算です。
普通であれば、筆算をやって答えを求めればいい・・と考えがちですが、実は答えを求めることが目的の授業ではありません。なぜ、1.53+2.41の答えが「3.94」になるのか、を考えることによって、小数の数の仕組みを考えることが目的の授業です。子ども達は、自分のノートに考えを書き始めました。
0.01が394個あるから「3.94」だという、回りくどい学習なのですが、今後、5年生や6年生、中学生でも同じような考え方を使って問題解決していくので、とても重要な考え方なのです。
子ども達は自分の考えをタブレット上に出し合い、お互いの考え方を基に考えを深め、理解することができました。最近の問題は、ただ答えを出せば良い問題が少なくなり、やり方や考え方を説明することを要求してくる問題が多くなってきています。4年生の皆さん、本時の学習を活かして、ますます力を付けてください。