学校の様子です。
12月14日の給食
今日は『すいとん』についてお話でした。
「すいとんは、日本各地で食べられている郷土料理です。小麦粉の生地を手で丸めたり、スプーンですくって、汁に入れて作ります。東北地方では、『ひっつみ』や『はっと』など、いろいろな名前で呼ばれ、古くから食べられています。昔はお米が貴重だったので、小麦粉で作れるすいとんで、お腹を満たすこともありました。今日は、小麦粉と白玉粉を合わせて作りました。たくさんの具材が入ったみそ味の汁に、形を整えながら、すいとんを入れました。すいとんは寒い季節においしい汁物です。みそすいとんをしっかり食べて、体を温めて、元気な体をつくっていきましょう。」
今日の献立:麦ご飯 味噌すいとん アジの塩麹焼き 海苔和え 牛乳
今日はすいとん作りに調理員さんたちは大忙しでした。練った生地を、みんなに数が行き渡るようにちぎって、釜に入れていきました。釜の火がついているので、熱いのですが、やけどをしないように気をつけながら作業をしていました。子どもたちは、お餅みたいと言いながら、にこにこと食べていました。
12月13日の給食
今日は、白菜についてのお話でした。
「旬の野菜『白菜』についてお話しします。白菜は、これから寒さが増してくる冬の気候でますますおいしくなる野菜です。白菜は霜にあたると風味が増し、繊維がやわらかくなります。また、寒さから身を守るために糖分をためる性質があるので、甘みも増します。白菜を選ぶときには、一番外側の葉がしっかり巻いていて、株の切り口が白くてみずみずしいものを選びましょう。旬のおいしい白菜は、漬物、サラダ、汁物、鍋物と大活躍です。給食でも、冬の季節にはたくさん白菜が登場します。今日は、タンメンに入っています。おいしい旬の野菜をたっぷり食べましょう。」
今日の献立:タンメン 焼き餃子 中華サラダ 牛乳
今年の白菜は、とても育ちがよく、給食でもきれいな白菜が納品されます。冬の料理に大活躍なので、家庭でもよく食べられていると思います。給食では、今日のような汁物だけでなく、炒め物、生サラダ、漬物で使用します。みなさんの家庭でも、いろいろな食べ方をしてください。
6年生の校外学習は松島
6年生が校外学習で松島に出かけ、瑞巌寺を見学し、遊覧船に乗りました。その後はグループで街を探索しました。
厳かな寺院や美しい自然にふれたり、友だちと一緒に買い物したり、楽しく有意義な時間を過ごしました。
1年生の校外学習はうみの杜水族館
1年生は、校外学習で「仙台うみの杜水族館」に行ってきました。
イルカ・アシカショーを一番前の席で見ることができ、笑顔を輝かせていました。後半は、班ごとに協力しながら、しおりにかかれた19種類の生き物を探しました。館内を何度もまわり、たくさんの生き物を観察することができました。
12月12日の給食
今日は、「のまたん献立」についてのお話でした。
「今日は、南相馬市産の野菜をたっぷり使ったメニュー『のまたん献立』です。今日の「けんちん汁」には、南相馬の「大根」、「ねぎ」が使われています。けんちん汁は、肉や魚を使わない精進料理の一種です。精進料理とは、お寺で食べられている料理です。けんちん汁は、豆腐・野菜・いも・きのこなどを油で炒め、素材の味を引き出して作ります。現在のけんちん汁は魚でだしをとることが多いですが、昔は昆布やしいたけでだしをとっていたそうです。今日のけんちん汁のだしは、魚のだしですが、具には肉や魚が入っていません。野菜のうまみたっぷりのけんちん汁を食べて、体を温めましょう。」
今日の献立:ご飯 けんちん汁 鶏肉の柚味噌掛け ニラのおひたし 牛乳
給食では「地産地消」を心がけているので、たびたび「のまたん献立」と名称がつきます。震災の時は、地元の物が食べられず、遠くから取り寄せた、少ししなびかけた野菜を使用したこともありました。味もいまいちだった事を思い出します。今は、近くの新鮮な野菜を食べることができ、本当に幸せだと思います。家庭でも、おいしい地元の野菜をたくさん食べましょう。