学校の様子から

出来事

夏だ!泳ぐぞ!プール開き

 27日(月)の全校集会は校長先生のお話とプール開きでした。
 校長先生のお話では,「優しい気持ちが足りなくなっているかな?相手を大切にしながら生活してほしいる。」ということをお話していただきました。具体的には,友達を呼び捨てにしている声が聞こえてくるということと,階段の歩き方が賑やかになってきているということです。
 友達は「さん」「くん」をつけて呼ぼうということと,相手のことを考えて廊下や階段を歩こうということです。今日を境にもう一度気持ちを切り替えて生活できることでしょう。
 プール開きでは校長先生から,「けがせず,元気に水泳学習をしよう」ということを話していただきました。
 体育主任の小柳先生からは,①具合が悪いときには先生に知らせる。②水泳の決まりをしっかり守る。③プールを貸してくださっている上真野小学校に感謝の気持ちを持つ。の3つの注意がありました。
 つづいて,各学年の代表から今年の水泳学習の目標が発表されました。
1年生…頭までもぐれるようになりたい。
2年生…今年こそプールにもぐれるようになりたい。
3年生…バタ足が上手になりたい。
4年生…息継ぎをして,25mを少しでも速く泳ぎたい。
5年生…ビート板を使わずに10~20mを息継ぎをしながら泳ぎたい。
6年生…小学校最後なので,25mを息継ぎをしながら泳ぎたい。
 水泳学習の回数も限られているのですが,それぞれに目標を立てて頑張ろうという意欲が伝わってきました。御家庭でも水泳に向けての準備や体調管理などお世話になりたいと思います。短い夏ですがたくさんプールに入れることを願っています。

みんなでランニングマン

 23日(木)に,avexダンス教室が行われました。1~4年生と5・6年生に分かれてプロのダンサーの方々からヒップホップダンスを学びました。どちらのチームも三代目 J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I.」を踊りました。
 手拍子をしたり,足でジャンケンをしたりしながら細かい踊りのやり方を身に着けていきました。最初はついていけなかった人も少しずつポイントを押さえた練習を重ねるうちにどんどん上達していきました。中でもランニングマンはみんなが憧れている踊りだったので,出来るようになると自然と笑みがこぼれていました。
 「大好きな三代目 J Soul Brothersのダンスができて楽しかった」「家でも踊りたい」という感想が聞かれました。中学校の体育ではダンスが必修になっていますので,小学生の今からダンスを経験しておくのはとても有意義なことだと感じました。








町探検

 21日に2年生が生活科の学習で、鹿島区の町探検に行きました。鹿島区の町探検は今回が2回目になります。前回は町の中を全員でめぐり、どんなお店や建物があるかを見てきました。今回の探検では、前回に町をめぐった際に気になったところを、いくつかのグループになってさらに探検を深めてきました。ラーメン屋さん、郵便局、交番、ドラックストア・・・など、気になったところに、それぞれ探検に行きました。子ども達は、自分で考えた質問を積極的にしていました。子ども達の質問がきっかけで、思わぬ企業秘密の発見もあったようです。また、お店などだけではなく、道端の自然の発見もあったようです。
 グループのみんなで協力して、楽しく活動できました。まちの方々にもきちんとあいさつができました。
  

小高の伝統を受け継ぐ

 5校時目に全校児童で小高区伝統の火の玉づくりを行いました。火の玉と言っても怪談やお化け屋敷の火の玉ではなく,相馬野馬追の2日目の夜に祭場から小高に凱旋してくる騎馬武者たちを迎えるための灯りのことです。
 南相馬市博物館の二上さんの話によりますと,この火の祭りや火の玉はおよそ130年前に始まったそうです。初めは村人がたいまつを持って出迎えていたのですが,さらに明るくしようということで,火の玉を飾るようになりました。当初の火の玉はホッキ貝の貝殻に油を入れたものを使っていましたが,現在はろうそくを仕込んだ布を使っています。今回はその火の玉を1~6年生までで作りました。
 8月24日の夜は6年ぶりに火の祭りが復活します。子ども達が作った火の玉が小高の夜空を明るく照らすのが今から楽しみです。








青少年赤十字 (Junior Red Cross)加盟

 本日の業間の時間にJRC登録式を行いました。初めに校長先生からJRCの活動内容や赤十字の成り立ちなどのお話をいただきました。
 続いて誓いの言葉です。これは各学年の代表児童に続いて,全員が大きな声でJRCの誓いの言葉を言いました。みんな神妙な面持ちで真剣に言葉を唱えていました。そしていよいよ各校ごとに校長先生から参加証とワッペンをいただきました。また,福島県の支部長が内堀知事さんということにも驚いていました。
       誓いの言葉
 わたくしは
 青少年赤十字の一員として
 心身を強健にし
 人のためと,郷土社会のため
 国家と世界のために
 つくすことをちかいます
今後は赤十字の精神を生かしながら様々なボランティア活動に従事していけたら素晴らしいと感じました。

算数の魔法使い

 6月から地区のコアティーチャーとして,小高中学校から橋本先生が定期的に来てくださっています。
 本日の6年生「分数のわり算」の学習では,ドラえもんの秘密道具を使って割られる数と割る数に同じ数をかけても商は変わらないということを分かりやすく教えてくれました。5年生の□を使った式の学習が実は,中学校で学習する「方程式」と同じことだという説明もありました。さらに,考えがまとまらなかった人にポイントを教えてくださいました。
 今後も算数を中心に,様々なアドバイスをいただきながら一緒に学習していくことになります。これまで以上に算数を楽しく,分かりやすく学習していくことが期待できます。

小さな大冒険

 1年生が学校探検をしました。小さな仮設校舎ですが,1年生にとっては秘密がいっぱい,ドキドキがいっぱいです。普段は校舎の1階で生活しているので,お掃除以外の目的で2階に来るだけでも大冒険です。家庭科室,校長室,6年生の教室と,知らない世界が目の前に広がっていたようです。
 きちんと挨拶しながらしっかりと見学できていました。高学年の子ども達や大人にとっては何気ないことでも,小さな子供にとってはすべてが新鮮であるということを思い出させてくれる学習でした。

今年も甲状腺検査をしました

 福島県では,東京電力福島第一原子力発電所事故以降,県内の子どもたちの健康を長期に見守るため、甲状腺検査を実施しています。
 本校でも本日,甲状腺のエコー検査をしました。子ども達も何度か受けているので慣れてきていますが,真剣な態度で検査にのぞんでいました。検査結果は数週間後に自宅に郵送されるそうなのでお待ちください。

投げた,走った,跳んだ!

 昨日と本日の2日にわたって新体力テストを行いました。
 今年もまた高学年の人が低学年のお世話をしながら様々な種目に挑戦しました。この縦割り班のよさは,年上のお友達のやり方を小さい子が真似することによって,普段よりも記録が伸びていくということです。どの種目の場所でも,「すごいなぁ」「がんばれぇ」などと声をかけあっていました。
 どの子も成長に伴って昨年の記録を上回ってニコニコ顔でしたが,特に6年生は4月からの陸上大会に向けての練習の成果が顕著に出ていたようで,「すごく速くなった」「こんなに投げられるなんて!」という感想をもらしていました。今後もはりきりタイムなどで体力維持,増進を図っていきたいと思います。震災後に体力の落ちたといわれる福島県でしたが,まずは,小高区から体力モリモリの地区になれるように頑張っていきます。









自分の歯は自分で守る

 13日に南相馬市の歯科衛生士の先生をお招きして、歯科保健教室を行いました。歯科保健教室では、1・2年生には「第一大臼歯のむし歯予防」、3・4年生には「むし歯の予防」、5・6年生には「歯肉炎の予防・デンタルフロスの使い方」を中心に学習し、歯垢の染め出しを行いました。歯垢の染め出しを行うと、赤いところがたくさんで、自分ではみがいていたつもりでも、十分にみがけていないところがたくさんあることに気がつきました。また、実際に口の中にいる菌を見たり、学年に応じたみがき方のコツやブラッシングの仕方を実践したりして学習することができました。
 子どもの頃に身につける健康観や生活習慣は、生涯の健康につながるものと言われています。今この時期を大切にして、しっかり適切な習慣を身につけてほしいと思います。
  
  

今年もプールが楽しみ

 5日(日)はPTAの奉仕作業として、今年度もお世話になる上真野小学校のプール清掃を行いました。当日は、上真野小学校のPTAの方々と協力して、プール清掃を進めました。今年度も水泳学習は上真野小学校のプールをお借りして行います。安全に楽しく、少しでも自分のベストを尽くせるように、心と記録に残る水泳学習となれば思います。
 作業にご協力いただいた、保護者の皆さま、ありがとうございました。

チョウになったよ

 3年生の理科の学習でモンシロチョウを育てています。最初はキャベツの葉の上にいたのに、気がつくと違う場所でサナギになっていました。そしてついに今日、羽化しました。卵から大切に育ててきたので、立派な成虫の姿に、児童はとてもうれしそうでした。なかなか、羽化したてのモンシロチョウを見る機会はないので、児童にとって貴重な経験となったようです。また、もう少しで羽化しそうなサナギもカーテンについているので、カーテンの扱いも慎重です。児童は「まだかなぁ」とチョウになるの心待ちにしています。理科の学習ではありますが、モンシロチョウの成長を見守ることを通して、児童の心も成長しているように見えました。
 

歯をみがこうという意識を高められるように

 10日に保健給食委員会の児童が歯に関する紙芝居の読み聞かせを行いました。紙芝居は、学年に合ったものを司書の先生に選んでいただいたものです。保健給食委員会の児童は、「みんなの歯をみがこうという意識を高められるように、紙芝居を読もう」という6年生の言葉を心にとどめ、取り組みました。練習の時から、学年関係なく、お互いにアドバイスをしあっていたので、自分でもよくできたと感じることができたようです。聞いている児童も真剣でした。
 「歯と口の健康週間」は10日までとなりますが、小高区小学校での歯と口の健康への取組は続きます。この機会に「歯と口の健康」について見直し、より健康な生活につなげていってほしいと思います。
  

私たちのくらしの安全を守る

 8日に4年生が社会科の「事故や事件からくらしをまもる」の学習で、南相馬警察署見学に行きました。警察署は、児童の想像とは違うことがたくさんで、とても興味深いものだったようです。実際に警察官が使っている手錠や警棒など見せていただいたり、パトカーや白バイに乗せていただいたりと、なかなかできない体験をしました。児童は、警察官が使っているものやパトカー・白バイにはたくさんのひみつがあることもわかり、私たちのくらしの安全を守るために様々な工夫や努力がされていることを感じていたようです。なかには、「将来警察官になってもいいかも・・・」と思う児童もいたようです。
 

日清カップ

 5日に、日清カップ相双地区予選会がありました。5年生3人、6年生10人が出場しました。本格的な大会だったこともあり、緊張している様子も見られましたが、一人一人が自分の最高記録を目指して頑張りました。応援に来ていただいていた保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
 ※9位以内に入賞した児童の希望者は、7月3日に福島市の「とうほう・みんなのスタジアム」で開催される県大会へ出場します。

      結果
  〇5年 女子100メートル走
   第8位  荒木田さん
   第13位 坂本さん

  〇5年男子100メートル走
   第6位  佐藤くん

  〇6年女子100メートル走
   第6位  道中内さん
   第7位  若月さん
   第8位  石井さん
   第9位  佐藤さん

  〇6年男子100メートル走
   第9位  東田くん
   第10位 湊くん
   第18位 遠藤くん
   第19位 相馬くん
 
  〇女子ジャベリックボール投げ
   第1位  富田さん

  〇男子ジャベリックボール投げ
   第2位  井堀くん

  

鑑賞教室

 8日に1・2・3年生の児童の鑑賞教室がありました。鑑賞教室では、子ども達になじみのあるアンデルセンの童話を観劇しました。「マッチ売りの少女」、「パンをふんだ女の子」、「お父さんはみんなよし」、「ある母がしたこと」の4話構成です。劇のなかでは、秘密の穴があったり、雪が降ってきたりとたくさんの驚きがありました。また、歌がたくさんの劇で楽しく鑑賞しました。

みんなの感想
・知ってるお話もあったけど、知らないお話もあっておもしろかった。
・歌いながらの劇がすごかった。わたしもそういうふうになりたいと思った。

  

歯と口の健康のために

 6月3日に歯科検診を行い、学校歯科医の先生にひとりひとりていねいに診ていただきました。検診では、むし歯が1本もない児童もいましたが、むし歯がある児童、歯垢がついている児童も多く見られました。また、歯科医の先生から「大人の歯がむし歯になっているから、早く歯医者さんに行こうね」「よごれがたくさんついているから、しっかり歯みがきしないとだめだよ」などご指導をいただいたり、「心配している歯は大丈夫だよ」などご助言をいただいたりしました。先日、検診の結果を配布しました。治療が必要な方は早めの治療をおすすめします。小高区小学校のむし歯の罹患率は、福島県平均・南相馬市平均と比較しても、とても高い傾向にあります。適切な歯みがき習慣を身につけて、むし歯を予防してほしいと思います。
 また、6月4日から10日は「歯と口の健康習慣」です。学校では、歯科保健教室や歯みがきカレンダー、読み聞かせなど様々な歯科保健活動を行います。今年度は、歯に関する標語・書道を募集し保健室前に掲示しています。ご来校の際はどうぞご覧ください。
  

 正しい歯みがき習慣は一生の宝物です。

やさしい音色

 6日にオアシス楽器の紹介で講師の先生をお招きし、3年生がリコーダー教室を行いました。3年生から音楽の授業でリコーダーを使います。ただ吹くのではなくやさしい音色がポイントとのことで、みんなやさしい音色を出せるよう心がけて吹いていました。実は、リコーダーを練習することは音楽を楽しむことだけではなく、指の体操によって算数や国語の力も強くしてくれるそうです。他にも今みんなが使っているリコーダーには家族がいて、小さいものから大きいものまでさまざまな種類のリコーダーがあることもわかりました。いろいろなサイズのリコーダーをみて、どんな音がするんだろうとみんな興味を持っていました。

みんなの感想
・こんなきれいな音が出るってすごいと思った。
・はじめてやったけど、やさしい音が出せるようになってうれしい。
・はじめてだけど、うまくできてよかった。

  

はじめての鍵盤ハーモニカ

 6日にオアシス楽器の紹介で講師の先生をお招きして、1年生が鍵盤ハーモニカ教室を行いました。
 1年生は初めて触る鍵盤ハーモニカにドキドキ。ひとつひとつできるようになるごとに、効果音でほめていただいたのでどんどんレベルアップしていきました。曲に合わせて黒鍵2鍵をピースをして曲をひいたり、知っている曲でも歌うのではなく、鍵盤ハーモニカで伴奏したりするなど、楽しく学習することができました。初めての鍵盤ハーモニカにも関わらず、ドレミファソもひくこともできて、今日だけでとても上達しました。

みんなの感想
・ぞうさんのお鼻がおもしろかった。
・ピースしてひいたのがたのしかった。
・ならってひけるようになって、うれしかった。

 

全校集会

 6日に全校集会があり、そこでは、先週6年生が参加した市内陸上大会の表彰を行いました。校長先生からは、陸上大会を通じて自分が頑張ったことはもちろん、たくさんみつけた友達や仲間のよいところも大切にしてほしいとお話がありました。
 また、今年度も小高区小学校では、JRCの活動を行います。実は学校生活のなかでも赤十字の支援をいただいている部分もあります。校長先生からは、JRCの活動と合わせて感謝の心をもってほしいというお話もありました。
 さらに、生徒指導の先生からもお話がありました。6月の目標は「身のまわりをきれいにしよう」です。体の清潔をはじめ、身のまわりの整理整頓などに心がけて生活してほしいと思います。