こんなことがありました!

出来事

離任式


3月27日には離任式がありました。今回,金房小学校からは2名の先生方が転勤することになりました。
お2人とも3年間,震災後の大変な時期に,子ども達のことを笑顔で一生懸命指導してくださいました。
離任式では5年生の代表の児童が,お別れの言葉を送りました。大変な時期を共に過ごしてきたのに,思い出には楽しかったことばかりが述べられていました。お二人のお人柄がよく表れていたと思います。
お見送りには保護者の皆様も駆けつけてくださり,ありがとうございました。
金房小としてもお2人の転勤により,身も心も大きな穴が開いてしまいました。しかし,次にお2人に会ったときに恥ずかしくないよう,4月からは心機一転,平成27年度の船出をしていくので,今後ともよろしくお願いいたします。

修・卒業証書授与式

 
 3月23日に、平成26年度修・卒業証書授与式が行われました。
 今年度は12名の子どもたちが金房小を巣立ち、22名の子どもたちがそれぞれの学年を修了しました。子どもたち一人ひとりの顔は、今年度1年間の活動を通してつけた自信と、来年度への期待とで、とても輝いて見えました。
 仮設校舎での生活も3年目を終えました。今年度の卒業生は、本校舎で学校生活を送ることができた子どもたちで、来年度新6年生となる子どもたちが最後となります。多くの方々のご協力やご支援により、仮設校舎の環境も大分整ってきましたが、保護者の皆様のご協力があるからこそ、学校教育を進めていけるのだと思います。今年度も、多大なご協力をいただきありがとうございました。来年度も引き続き、学校教育へのご理解とご協力をいただけますようお願いします。
 

バイキング給食

 3月10日に、バイキング給食を行いました。1年生から6年生の子どもたちで縦割りの班を作り、いつもとは違った給食の時間を過ごしました。上級生が下級生に料理の取り方をアドバイスしたり、食事中に優しく声をかけながらお世話をしたりするなど、縦割り班で実施することのよさも見られました。
 今回の献立は、主食にミニマーボー丼・焼きそば・ピタパン、主菜に鶏肉のから揚げ・エビフライ・シューマイ、副菜にフレンチサラダ、そしてデザートにミニパフェ・フルーツの盛合せでした。
 バイキング給食を行うにあたり、食育に関連して養護教諭から子どもたちに4つのきまりが出されました。
其の1 料理はバランスよく食べるべし
    好き嫌いせず、いろいろな料理にチャレンジしましょう
其の2 思いやりの心をもって料理を取るべし
    あとから取る人のことを考えて、取りすぎに注意しましょう
其の3 取った料理は残さず食べるべし
    自分で料理を取るので、適量を考えて取りましょう
其の4 感謝の気持ちをもって食べるべし
    給食に関わる全ての人に感謝して食べましょう
 子どもたちは4つのきまりを守りながら、配膳したり、食事をしたりしていました。いつもとは違った雰囲気の中での食事は、子どもたちの食欲もかき立て、何度もおかわりをして食べる子がたくさんいました。
 今年度は、7月のお楽しみ会食会と今回のバイキング給食と2回、食事を通して学年間の交流を図る時間がありました。休み時間には学年の枠を越えて遊ぶこともある子どもたちですが、また一つ子どもたち全員の絆が深まったように感じました。 

6年生を送る会

 3月5日に、6年生を送る会が行われました。今年度は12名の子どもたちが、ここ金房小を巣立っていきます。
 会の準備は5年生が中心となり、全校生で分担して行いました。壁に飾られた似顔絵や6年生に手渡されたプレゼントなどには、今までお世話になった6年生への感謝の気持ちがいっぱいつまっていました。
 会の中では、6年生へ感謝の気持ちを伝えたり、6年生とふれ合ったりするために、歌や創作劇を発表したり、6年生と一緒にゲームをしたりなど各学年で企画した活動も行われました。自分たちのために精一杯頑張ってくれる下級生の姿を見て、下級生のために、そして学校のためにと、様々な場面で持っている力を最大限に発揮してきた6年生の心の中には、また一つ自信という大きな芽が芽吹いたことと思います。
 1年間力を尽くしてくれた6年生への感謝。6年生のためにこのような会を企画・運営してくれた下級生への感謝。会場全体が「ありがとう」という温かい気持ちで包まれた、素晴らしい6年生を送る会でした。

今年度最後の授業参観

 2月27日に、今年度最後となる授業参観が行われました。保護者の皆様には、お忙しい中たくさんお越しいただきありがとうございました。
 今回は、年度末のまとめの時期ということもあり、1年間をふり返り、思い出やできるようになったことなどを発表したり、1年間の成長の喜びをおうちの方と一緒に共有し合ったりする内容の授業が多かったようです。また、おうちの方へ感謝の手紙を送った学年もありました。
 今できること、今だから伝えられること、そして、今だからこそ伝えなければならないこと。日々成長する子どもたちは、今その一瞬一瞬が、大きな輝きで満ちています。今年度も残すところ2週間あまりとなりましたが、子どもたちの輝きを大切にしながら、また、その輝きをより強いものとさせられるよう、支援していきたいと思います。

なわとび記録会

 2月17・19・20日に、中学年、高学年、低学年ブロックに分けて、なわとび記録会を実施しました。
 昨年度までは体育館がなく、鹿島中学校の体育館を借りたり、運動するには適しているとは言えない多目的室を活用したりして、なわとび運動に取り組んでいました。しかし、今年度からは新設された体育館を活用し、体育の時間はもちろん、業間運動を通して、記録会に向けて十分な練習量を確保することができました。
 持久跳びでは、練習量が確保できることを加味し、各学年とも昨年度よりも時間が長く設定されました。また、記録種目では、ブロックごとに子どもたちの実態に応じて競技種目を設定し、目標と意欲をもって取り組めるようにしました。
 記録会当日は保護者の方々の応援もあり、自己ベストを更新できた子が多かったようです。運動会をはじめ、陸上競技大会やマラソン大会など、保護者の方々と学校とが協力し、見守ることで、子どもたちの持てる力を十分に引き出せるのだと感じました。今後も家庭と学校が協力し、子どもたちの成長を助けていければと思います。
 寒い中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

鬼はそと 福はうち

 2月3日に、豆まき集会が行われました。
 まず、図書委員会の子どもたちが、豆まきにまつわる本の読み聞かせを行いました。続いて、各学年の代表児童が“追い出したい鬼”の発表をしました。なまけ鬼や寝坊鬼、夜ふかし鬼など、様々な鬼が登場しました。妖怪の…ではなく、鬼のせいにせず、自分の中の弱い気持ちに負けず生活しようという思いも伝わってくる発表でした。発表が終わると、じゃんけんピラミッド鬼退治バージョンや豆まき、節分に関する○×クイズ大会をし、全校生で楽しみました。それから、集会の締めくくりとして、年男・年女である5年生が代表して、豆まきをしました。
 今回の豆まき集会は、先生たちの力をほとんど借りず、初めから終わりまで子どもたちが主体となって運営されました。今年度も残すところ2か月ほどになりましたが、子どもたちの確実な成長を見ることができた集会でした。

最先端の技術にふれる(4年)

 1月27日に、4年生が国語科で学習する単元「わたしたちの生活とロボットについて考えよう」の著者である小林宏先生(東京理科大学教授)が来校し、課外授業をしてくださいました。今回は著者という立場だけではなく、“マッスルスーツ”の開発者という立場で、様々な視点から子どもたちにとって大変貴重なお話を聴かせてくださいました。
 “マッスルスーツ”とは、人工筋肉の収縮を利用し、重いものを持ち上げるときなどの負荷を軽減できる魔法のような動作補助装置です。「病気や高齢で介護される人にも介護する人たちにも共に役立つロボットを」という願いから開発され、多くの可能性を秘めた“マッスルスーツ”は、これから様々な場面で活躍するものと期待されています。そして、この“マッスルスーツ”が、小高区内に新設される工場で製造されるということで、小高区のさらなる復興に貢献できるのではないかと期待されているようです。
 最先端の技術にふれた子どもたちの顔は、驚きと感動の表情でいっぱいでした。どんな願いもどんな夢も実現できる。将来、子どもたちの中から、ドラえもんの世界で紹介される夢のような道具を形にしてしまう子が出てくるのではないかと、楽しみになりました。

理科実験出前講座(上学年)

 1月22日に、ディレクトフォース理科実験グループの方々を講師に招き、4・5・6年生で理科実験出前講座が行われました。
 4年生では、食塩水や活性炭などを用いて電池を作り実験しました。6年生では、厚紙で風車を作り、風力発電の原理を学ぶ実験をしました。身近にあるものと簡単なしくみで電気を作ることができることを知るとともに、大きな電気を作るにはそれと同等の、またはそれ以上に大きな力が必要になるということを学ぶことができました。6年生は、総合的な学習の時間に学習した内容とも関連するところがあり、学習内容をさらに深めることができたようです。
 5年生では、水溶液の性質とはたらきをテーマに実験を行いました。6年生で学習する予定の内容で、実験内容や方法もちょっとレベルアップしていました。しかし、その高度さが子どもたちの実験意欲を喚起したようです。水溶液を混ぜることで起こる熱反応にもふれ、その反応を利用したものが便利な道具として身近にあることも教えていただきました。
 子どもたちの身近にあるものを取り上げ、生活に密接に関わってくる内容だったため、どの学年でも意欲的に活動する姿が多く見られました。
 なお、今回講師としてお招きしたディレクトフォースの方々は、子どもたちに理科の楽しさを伝えるために活動しているスーパーおじいちゃん集団です。いくつになっても知りたいという欲求にあふれ、学び続ける姿も見せていただきました。子どもたちには、理科だけでなく生き方についても学んでほしいと感じました。

第3学期始業式

 1月8日に第3学期始業式が行われました。
 まずはじめに、福浦小の校長先生が代表でお話をされました。今学期中に実践してほしいこととして、周りの人に優しく接すること、進学・進級に向け、学習面や生活面において十分な準備をすること、また、6年生は5年生へ、5年生は4年生へというように、上級生から下級生に確実にバトンをつないでいくことについてお話になりました。
 続いて、2・4・6年生の代表児童が3学期の目標を発表しました。新しい年、そして今年度のまとめとなる学期を迎え、気持ちを新たに今学期も充実したものにしようという意欲が伝わってくる発表でした。
 今年度は“進んで取り組もう”を重点目標とし、教育活動を進めています。今年度も残すところ3か月となりましたが、
 とりひとりに目を向け
 ながりを大切にしながら
 ぶんから進んで何事にも取り組む子ども
の育成を目指し、教職員一同精一杯支援していきたいと思います。3学期も学校教育へのご協力をお願いいたします。

1/9 第6学年社会科「租税教室」